コカ・コーラシステムは2026年9月21日、開発に約2年を費やしたという、新しいドリンクの販売を開始した。それはなんと、コーヒー豆を使わずにコーヒーの味わいを再現したという「ジョージア カフェウォーター ブラック」だ。

コーヒー豆なしでコーヒーにしたってことか!? その味はいかほどのものなのか? 毎朝かかさずコーヒーを飲む、この私(佐藤)が飲んでたしかめてみたところ……。的確な表現かわからないけど、一言でいえば「生成AIの味」がするぞ。

・コーヒー豆を使わないコーヒー?

昨今、日本でも大雨による水害が発生している。世界的にも気候変動の影響が懸念されており、将来的にコーヒー豆の安定調達も危ぶまれているそうだ。

そこでコカ・コーラはコーヒー豆をはじめ大麦やひよこ豆などの代替農産物も使わず、コーヒーの味を再現したそうだ。

コーヒー豆は使っていないのに、カフェインを含んでいるので、避けたい方は注意して頂きたい。


原材料を見ると、たしかにどこにもコーヒーと記載されていない。


ということで、この商品は清涼飲料水なのである。コンビ二ではコーヒーのショーケースに入っているので、微妙にややこしい。


グラスに注いでみたところ、パッと見た印象がコーヒーのよう。


いや、透明度が高いので麺つゆのように見えなくもないな。ラベルをはがして冷蔵庫に入れておいたら、間違って麺つゆとして使ってしまいそうだ。そもそもコーヒーはもっと色が濃いしね。


ニオイを嗅いでみる。う~ん……、ほぼ無臭だな。少なくともあの芳しいコーヒーの香りは感じない。


そして口に含む。味をたしかめて飲み込む。


う~ん、こりゃ水やな。ワシはアレを思い出したぞ、透明なのに微妙に甘かったアサヒの「クリアラテ from おいしい水」。あれもよくわからんうちに、見んくなったな~。


もっと言うと、コーヒーの輪郭だけを捉えているところに、そこはかとなくニセモノ感が漂う。6~7割はOKだけど、あとの3~4割はダメってパターン。最近でいえば生成AIの作るものがそうだな。イラストでも音楽でも動画でも、良くできてるけど、どうしても抜けないAI味。つまり、この水はAIの味がするな。

せっかくなので、私の感想もAIで描いておこうか。


姉妹品のジョージア ブラックとも飲み比べてみたけど、似て非なるものって感じ。


ぶっちゃけジョージア ブラックだってコーヒー豆から作られたコーヒー。コーヒー豆を使わずにコーヒーの味わいを再現するという意味では、やっぱり別物だ。コーヒー豆を使わずにコーヒーを再現するその挑戦は素晴らしいんだけど。

それにしても、なぜこの時季に発売したのか。そう思ったら、実は当初2027年の発売を予定していたそうで、それを前倒ししたらしい。ひょっとしてホットも出す気なのだろうか?

何はともあれ、コーヒー好きの皆さんも一度試してみてください。埋められない溝を感じるはずだから。


参考リンク:食品新聞
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24 / Gemini