
ポケモンにとって今年は特別な年である。『ポケットモンスター 赤・緑』の発売から30周年を迎えた2026年は世界各地でお祝いイベントを展開中! その1つがアジア地域の『ポケエキサイティング』だ。
2026年9月12日と13日、マレーシアの首都・クアラルンプールにて第1回目の『ポケエキサイティング』が開催された。それに伴い『ポケモンGO』のイベントも開催されたのだが……なかなか。いや、なかなかハードなイベントであった。
・アジア5カ国で開催
まずはざっと『ポケエキサイティング』について説明しておこう。同イベントはクアラルンプールを皮切りに、台北・シンガポール・マニラ・バンコクのアジア全5カ所で開催される、いわゆるセレブレーションイベントだ。
クアラルンプールの超中心部「KLCC公園」で開催された『ポケエキサイティング』は、文字通りポケモン尽くしのイベント。パレード・ショー・グリーティング・ポケジェニック・ドローンショー等々、ポケモン一色の内容であった。
・未来は明るそう
また公園のあちこちにモニュメントが設置されており、それはさながら『ポケパーク カントー』のよう。そのポケモンのモニュメントと親子たちが写真を撮影しまくる、とてもハートフルなイベントという印象だ。
ちなみにその日を締めくくる「ドローンショー」には数万人が集まっていたと思われる。イベントは無料だったので「ポケモン社の余裕」と「マレーシアでの明るい未来」を感じずにはいられなかった。
さてさてさて──。
・ポケモンGO的ポケエキサイティング
ここからはお待ちかねの『ポケモンGO』について。私がクアラルンプール行きを決断した理由は2つ、いずれも初実装となる「アフロピカチュウ」と「クアラルンプール背景」だ。
『ポケエキサイティング』のメインキャラとして登場するアフロピカチュウは、地域によって髪の色が違う(クアラルンプールはターコイズ)。色ピカコンプ勢としては避けて通れないイベントなのである。
まあ、初開催のイベントだったので興味津々だったのが最大の動機であるが、とにかく色違いアフロピカを連れて帰るしかない! 気合いも体調もフルボルテージでクアラルンプール入りした……のだが。
・えっ
改めてイベントページを見直して驚愕した。というのも……
12時間……開催だと?
そう『ポケエキサイティング』自体が長丁場のイベントであるため、それに引っ張られ『ポケモンGO』も12時間耐久のロングランイベントに。というか、過去のリアルイベントで12時間開催は記憶にない。
・ゴング
とはいえ、色違いピカチュウを早めに出して、何ならおみやげ分まで連れて帰って、もっと言うなら色違いピカ富豪になってれば早めの切り上げもOK。初めてのイベントはいつもワクワクする! かくして初日の10時を迎えると……
ピカチュウが……いないんですけど……?
事前情報がさほど無かったため、序盤はフレンドさんたちとフィールドリサーチをクリアしまくる。……が、ピカチュウは出ない。さてはスコープリーさん、またやらかしました? ……なんて思っていると……
ピカいた!
結局、アフロピカは野生湧きがメインで、あとはスナップショットや特殊ルアーでちょいちょい出現するのみ。それなりに広い公園を1時間歩き回って、時給は12~3匹というところだろうか?
しかもこれが全然簡単じゃない! なぜならポケモン自体は爆湧きしており、アフロの色に似たクワッス・ミズゴロウあたりがややこしい! 照りつける太陽光線の妨害もあって、まずは「アフロピカを探せ」の様相を呈していた。
この時期、クアラルンプールは蒸し暑い。公園内のロケーションは良かったが、それでも太陽と照り返しが猛スピードで体力を奪っていく。子供たちがポケモンのモニュメントと戯れる姿は微笑ましい一方で、こっちは色違いを求めて必死であった。
・死闘
そもそもそんなにいないアフロピカチュウ。いてもなかなか見えないアフロピカチュウ。そしてタップしても色違わないアフロピカチュウ。結局、1匹目の色違いアフロピカは約90匹目、イベント開始から7時間が過ぎていた。
さらに公園内はドローンショーの兼ね合いで、19時以降は歩行ルートが極端に狭くなる。体力的には涼しくなってようやく少し楽になったかと思いきや……ペースが掴みづらいイベントであったことは確かだ。
結局、初日は色違いピカ2匹でフィニッシュ。途中途中でそれなりに休憩を挟んだとはいえ12時間はさすがに長い。この日だけで5万5000歩近くを歩き、ホテルに帰った後は泥のように眠りについた。
そして2日目はなんと色違いアフロピカ……0匹。やることが明確だったのでこの日も5万歩近く歩いたのに “惨敗” としか言いようがない。ちなみに、フレンドさんは最高で8匹、最低で0匹。まったく、怖いイベントだぜ……。
・超ハードモードだけれども
なので、ポケモンGO的に『ポケエキサイティング』は「出ない・見えない・光らない」のトリプルトラップが待ち受けているイベントという印象だ。12時間開催であることも踏まえ、リアルイベントとして “超ハードモード” と申し上げていいだろう。2日目はスコールもありました。
一方で、ここ最近の「レイド三昧」からの「背景ガチャ」よりは本来のポケモンGOらしくて個人的には楽しかった。プレイスタイルにもよるが、虚無なレイドと背景ガチャを繰り返すよりは楽しめた方も多いようであった。
・ポケエキサイティング攻略法
と、ここで台湾やシンガポールなど、これから先に開催される『ポケエキサイティング』に参加される方に向けて、アフロピカ攻略法を伝授しておこう。「調整が入らなければ」という前提でご覧いただきたい。
・ ピカは基本野生のみ
・ おこうもフィールドリサーチもレイドもなし
・ スペシャルリサーチとミートアップで1匹ずつ出る
・ スナップショットの写り込みで運が良ければ出る(他のポケモンも写り込むため)
・ ルートから稀に出る
・ ルアーからは出ない
・ ただし、特殊ルアーからは出る
・ ハーブ、マグネット、アイス、レイニー、おうごん、全部出ることを確認済み
・ あくう全開。余計なものはいらない
・最高の賑やかし要員
会場の「KLCC公園」には本当に多くの人が押し寄せており、特に親子連れが目立った。おそらくマレーシア1番人気は「リザードン」で、モニュメントには常に長蛇の列が。きっとマレーシアにおけるポケモンの未来は明るい。
一方で、我らポケモンGOトレーナーはイベントの賑やかし要員として「重要な存在なんだな」とも思わずにいられなかった。ポケモンGOトレーナーが会場にいなければ “盛り上がっている感” はかなり目減りしたのではないだろうか?
なので、最後にポケモン社ならびにスコープリーエクスプロアのみなさん! もっとポケモンGOトレーナーに優しい設定でもいいですよ!! わざわざ海を越えてちゃんと最後まで頑張りますから! お金も時間もかけますから!! ぜひ前向きにご検討ください。
参考リンク:『ポケモンGO』公式サイト 、 『ポケエキサイティング』公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:©2026 Scopely Explore. ©2026 Pokémon. ©2026 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
ScreenShot:『ポケモンGO』 (iOS)
▼本当こんな感じだった。老眼も重なって本当に見えない。
この中にそれぞれアフロピカチュウが1匹ずついます。どこでしょう💁♂️?
っていうのを朝から炎天下歩きながらずっとやってます😇#ポケモンGO pic.twitter.com/s8Ya5eHe0F— SushiTaro3600 (@sushitaro3600) September 12, 2026
▼ポケエキサイティングの攻略法、ぜひお忘れなく。
【業務連絡】ポケエキサイティング・クアラルンプール参加のみなさんへ。
初日お疲れ様でした。ピカの時給およそ15はなかなか辛いですよね。それを少しでも解消するため「特殊ルアー」を推奨します。… pic.twitter.com/YsWUFPRUTJ
— ポケモンGO部@ロケットニュース24 (@rocketnews24go) September 12, 2026
P.K.サンジュン

















































