つい最近まで小5だと思っていたのに、気づけば40才。

お肌の曲がり角なんか全力で曲がり切ってしまい、振り返ってももう見えない。若い頃サボっていたツケが出始めてシミ・しわ・たるみ・ニキビ跡だらけである。

美容に関してはそろそろ科学の力を借りないと無理なんだが、美容クリニックの情報をググっても宣伝ばっかりで実態が見えない……。

というわけで、自腹でいろんな美容法を試し人柱になる、それが「自腹レボリューション」である。

第1回目は「美容クリニックの無料カウンセリングに申し込んでみた」である。地味な40才の女がどれだけ綺麗になれるのか、イッツショータイム。

・ちょうどいい情報ナシ

まず、どこのクリニックに行こうか大手美容クリニックの名前で検索したのだが……ググれどもググれども謎のまとめサイトか、その病院の息のかかったサイトばかりで、まともな情報が出てこない。

当然、XなどのSNSも壊滅状態。「〇〇クリニック、初回5000円割引になる紹介コード送ります」みたいなものか、多分100万単位で美容に金をかけているガチの美容アカウントしか出てこない。


こちらが求めているのは「科学の力を借りてそうでそこまで借りてない、ちょっとだけ科学の手を借りている美容情報」である。


小じわが気になったからエステ行ってきたよ〜、ボーナスでシミ消しちゃった! みたいな、ライトな情報は全然出てこない。

無いものは自分が作ればいいじゃない……ってことで、自分で記事を書くことにしたのである。もともと顔出ししているので、抵抗もないし。

ちなみに取材と称して経費が落ちるほど世の中、甘くない。これに関しては全部、自腹である。なので高い施術は出てこない。あと、加工もなし。



・とりあえず「ハイフ」っていうのをやってみたい

私がやりたいのは顎下のたるみ取りである。ロケットニュース24は企画でいきなり写真を撮られることが多い。

ここに肉が付いていると、むちゃくちゃ太って見えるので、他人に撮られた写真を見るたびにゲンナリしている。

とくに気になっているのが、切らないたるみ取りとして近年人気となっている「医療HIFU(ハイフ)」という施術である。

美人ギャグ漫画家まんきつ先生も「そうです、私が美容バカです。」という美容漫画でオススメしていたリフトアップ施術。

美容医療としては、導入にうってつけなのだが、「ほ〜ん、あなたみたいなデブじゃハイフは無意味ですね、脂肪吸引しましょう」と高い施術を勧められたり、ローンを組まされたら怖い。

たぶん、大学進学のときよりも熱心に調べたじゃないかってくらい、いろんなクリニックの公式サイトを見まくったのだが、1回3万〜10万円以上とハイフとひとくちにいっても値段が違う……

そこそこ名前を聞いたことがある山手線の駅みたいな名前のクリニックがハイフ全顔2万9800円で出していたのでwebから予約して無料カウンセリングに申し込むことに。



・いざ美容クリニックへ

クリニックに行くときは、ナメられないようにフルメイク、一応ちゃんとした服を着ていったのだがそれは杞憂だった……。

待合室には若くてキレイな女性もいれば、お年を召した方も、言い方は悪いけれど冴えないおじさんも、おとなしそうな若い男性もいた。

問診票の相談したい悩みや既往症にチェックを付けて提出。

私は初回だからか、クリニックが混んでいるからなのか、30分くらい待たされた。


・待合室のテレビが…

ちなみに、院内にはベタベタと美容施術の紹介ポスターが貼ってあり、院内のテレビではずっと整形やシワ取りの体験動画が流れているのだが……。これがクセ者だった。

どうやら今の美容トレンドは「目の下のたるみ取り(クマ取り)」らしく、3回くらい連続でたるみ取りの体験動画が流れた。目の下のクマが消えると一気に若見えするし、だんだんやりたくなってくる。

さらに今度は「月2万円以内でおさえる美容医療プラン!」みたいな動画も流れてきて「月に2万円が最低ラインの世界なのかよ……」と思い知らされる。

この院内テレビによって美容医療への期待感を煽られると同時に、美容医療は金がかかるものだという洗脳も同時に行われる感じがするのだ。


「本当に話を聞くだけで帰らせてもらえるのかよ」と不安になったところでカウンセリング室へ……。

果たして私はローンを組んだり高額な施術を勧められることなく、無事にカウンセリングを終えられるのだろうか……?


執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.