進むX離れ。昨年、Twitterの名称がXに変わってから本格的に新天地を考える人が多くなったように思う。その時話題になったのが、Twitterの元代表ジャック・ドーシー氏が発案したSNS「Bluesky(ブルースカイ)」だ。
ロケットニュース24でも佐藤英典記者がいち早く登録して記事にしているが、この度招待コードが不要になったとのことなので私(中澤)も登録してみた。登録の手順や雰囲気が当時の記事とは違う印象を受けたため改めてご紹介したい。
・日本語表記になってる
まず、アプリをダウンロードして起ち上げると、青い蝶のマークと「Bluesky」の文字が。象徴は蝶になったのか。その下にある「新しいアカウントを作成」をタップすると……
メールアドレス、パスワード、生年月日の設定画面に移行した。1番上の説明によると、登録ステップはこれ含めて3つしかないようだ。説明が日本語表記なことに安心。以前の記事を確認したところ、この辺の説明は全英語だったから日本人的にはとっつきやすくなっていると言えるだろう。
・登録は一瞬
さて、2個目のステップはSMS認証。国と電話番号を入力するとSMSで認証コードが送られてくる。コードを取得すると認証コード蘭に遷移するのでそこにコードを入力すると……
最後のステップはユーザーハンドルネームの入力。ちなみに、迷いが生じるところだと思うので先にお伝えしておくと、ユーザーハンドルネームは登録後に設定から簡単に変更ができるぞ。
・ほぼTwitter
で、このステップが終わったら、興味を選択したり、オススメのフォロワーが出てきたりのカスタマイズ画面へ。ここから英語だけど、チェックしたい事柄とかある人は設定すればいいし、何も選ばず次に進むこともできる。
で、始めてみると、ユーザーインターフェイスはほぼTwitter。SNSを使ったことがある人なら説明の必要もないと思うが、フィードがメインでリストも作れてブロックもミュートもできる。
・ちょっとした使い方
とりあえず、基本的機能的はひと通り揃っている感じ。フィードが「Discover」とか「Catch Up」とか「Popular With Friends」とかタグが色々あるのは今後研究がはかどりそうな雰囲気もある。
ちなみに、リストをミュートすることができるのだが、PRとかアフィリエイト垢をまとめているリストがすでにあったので、そのリストをとりあえずミュートしておいた。こうすることで、アフィリエイトとかがタイムラインから消すことができるようである。
投稿をしてみたところ、画像は投稿できるが、動画は投稿できない様子。投稿時のライブラリに動画が表示されなかった。また、ハッシュタグもないようである。
・すでに感じた変化
私の場合、佐藤記者がレポートしているように「新規さんよろしくお願いします」的なコメントも特につかず、投稿の感触としてはXと変わらない。そう言えば、登録時サーバーの選択もなかったし、おそらく、この4カ月でも雰囲気は変化しているんだろうし、一般公開前と後でも違うんだろう。
今段階ではそういった変化はアプリが進んでいる足跡にも感じられる。ブルースカイは今後どうなっていくのかなあ。XやインスタグラムやTikTokはなんだかんだ言ってそれぞれの空気感があって住み分けが出来ている現在。ブルースカイもまた他のSNSにはない空気感が楽しめる場所になることを願う。
参考リンク:Bluesky
執筆:中澤星児
Screenshot:Android bluesky