先日、街を歩いていたところ、あまりの寒さにマジで涙が出た。どこか暖かい国へ行きたい……と震えながら天を仰いだのとほぼ同時刻、営業担当のジュン君から着信が。なんでも「今、熊本県がアツいんです」とのことである。ジュン君はいつも唐突だな。
この件についてマジレスすると、日本の中で熊本だけ気温が高いなんてことはありえない。とはいえ、熊本って、いろんな意味で「アツそう」な印象があるのは確かである。なんてったって「火の国」だし……このさい気分だけでもアツくなりたいので、いったん真剣に熊本と向き合ってみよう。
・熊 × 熱プロジェクト
震災や豪雨被災からの復興に向けて着実に歩みを進めてきた熊本県は2023年11月6日、“アツい”をテーマにした『熊×熱(くまあつ)プロジェクト』を立ち上げ、記者発表会を大々的に行なった。それって、つまりどういうことなのかというと……
アツアツのグルメに舌鼓を打ちながら、
アツい温泉で疲れを癒す熊本の旅。
そして、そんな熊本の復興までの道のりに胸がアツくなる……
と、いうことらしい。へぇ〜、熊本って温泉が有名だったのか! なお個人的に熊本グルメがアツアツであることはよ〜く知っている。なぜなら私は熊本ラーメンの大ファンで、いつか本場で熊本ラーメン食べ歩きツアーを敢行したいと夢見ていたからだ。
他にも熊本には知られざる激アツスポットが目白押しらしいが、長くなるので詳しくは公式サイトをご確認いただきたい。東京より多少は気温も高そうだし、オラ今すぐ熊本に行きたくなってきたぞ!!
・くまモン検定
とはいえ……である。冷静に考えると東京から熊本は、それほど軽いノリで行ける距離ではない。しかしながら「それでも熊本のアツさを感じたい」という私のため(?)に、現在イイ感じの企画が実施中のようだ。その名も……
『くまモン検定』
くまモンとは “くまモンを知らない日本人ゼロ人説” が浮上するほどの人気を誇る、熊本県のご当地キャラ。そんなくまモンに関する知識を競い合うのが『くまモン検定』というワケだ。なるほど…………1問も答えられる気がしねぇ!!!
幸いにも、当編集部にはかつて熊本に住んでいた砂子間記者がいる。「くまモンのことなら俺にまかせろ!」と息巻いている様子なので、ここは全力でお任せするとしよう。
『くまモン検定』はアプリをダウンロードすれば誰でも挑戦可能。制限時間は60分で、くまモンに関する全50問(100点満点)に回答する。(PC、タブレットからも受験可能)
自称・熊本のプロたる砂子間記者の結果は……
44点で不合格!!!
・シビアだぜ『くまモン検定』
100点満点中44点はなかなか頑張ったほうだと思うが……なお『くまモン検定』の合格ラインは80点。めちゃめちゃ厳しいな!
砂子間記者の体たらくに逆に安心感をおぼえた私は、当たって砕けろ精神で自分もチャレンジしてみることにした。緊張の第一問!
「くまモンのしっぽは何色?」
おおおぉ……! さすがにコレは「黒」だよね? 1問目にしちゃ難易度が高い気もするが。
ちなみに『くまモン検定』の最年少満点獲得者は6歳の女の子らしい。末恐ろしすぎる。
検定も後半に差し掛かると、もはや相当のオタクでなけりゃ問題の意味すら理解不能な展開が続く。99%直感で答えた私のスコアは……
38点!! コレ大健闘なんでは!?
『くまモン検定』アプリには対策用の問題集も用意されているので、やり続ければいつかは満点が狙える仕様だ。多岐にわたりすぎるくまモンの活動を知ることで「くまモンってスゲーな」って気持ちになれるので、くまモンファンもそうでない人も一度はプレイしてみてほしい。
それにしても……『くまモン検定』を頑張りすぎて若干アツくなってきた。東京にいながらにしてアツさを感じられるとは、熊本県、なかなかやるなぁ。
参考リンク:熊×熱(くまあつ)プロジェクト、くまモン検定
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
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