2024年の福袋は仕掛けが早い。なにしろ当サイトの福袋特集の本数はすでに60本を突破。この感じだと年内に100本近くまで迫るかもしれないのだ。

もはや福袋という名のつくバーゲンセールな印象もあるが、本日12月30日から はま寿司も店頭で福箱(福袋)の販売を始めた。2022年から売っていて大人気だという中身は、いったいどんな感じなのだろう……って、こ、これは……!?

・はま寿司の福箱(5000円)の中身

はま寿司の福箱の価格は5000円。まずはその中身をご覧いただきたい。


・醤油(だし・昆布・さしみ)3本セット
・はま寿司お食事優待券4000円分(使用期限は2024年6月30日まで)
・2024はま寿司皿1枚
・はま寿司湯呑み1個


──全部で4点である。繰り返そう。以下がその中身(実物)だ。

シンプルな構成かと思いきや、調べたところこの福箱は通常4879円相当の品に寿司皿と湯呑みを加えたものらしい……って、そんなことあるのか。むしろあっていいのか!?



・否めないスケールダウン

つまり、この福袋は寿司皿と湯呑みが121円で買えるものと言っても過言じゃない……しかも、醤油が不要な人からするとまったくお得に感じない内容になってしまうのだ。

中にははま寿司の醤油が大好きな人もいるだろう。それからはま寿司の寿司皿と湯呑みが欲しい人だっているだろう。

もしかしたら「お得になっていて当たり前」という自分の考えがゲスいのかも……とも思った。……だがしかし!!

これはなかなかお得感のない内容ではないだろうか。さらに調べを進めたところ、衝撃の事実にたどり着いたから絶句するしかなかった。

そう、2022年の福袋は2879円相当の品が2000円、2023年の福袋は3879円相当の品が3000円で売られていたのだ。購入金額と同じだけのお食事優待券が入っていたことを考えると、スケールダウンしているのは否めない。



・なくなり次第終了

いろんなところで値上げしているし、世界情勢や円安の影響もあるだろう。なんなら今年は「ペロペロ事件」もあって回転寿司業界にとって大変な年だったかもしれない。でも……それでも……!!

せっかく「福」と名のつく福箱を販売するのならば、お得さが欲しかったのが本音だ。せめてこれまで同様にお食事優待券が購入金額と同じだったなら……と思わずにはいられない。

なお、福箱はなくなり次第終了。今回購入した店舗ではパッと見た感じ70箱くらいが用意されていた。どれくらいのスピードで売り切れるか未知数だが、ちょいちょい買う人はいたから欲しい人は早めに行くことをオススメする。

参考リンク:はま寿司
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼2022年の内容


▼2023年の内容