【ウソだろ】5歳の娘を2年ぶりに『東京ディズニーランド』に連れて行ってみた → 娘「1番楽しかったのは…」(後半)

・ミニー尽くし

ウキウキワクワクで東京ディズニーランドに到着した父と娘。娘はパークに入る前どころか、舞浜駅構内でも「あそこにミニーがいる!」などと大はしゃぎである。だって今日の主役はミニーマウス。思う存分、大好きなミニーに染まっておくれ。

父もすぐにミニーのカチューシャとサングラスを買い与え、娘のミニーモードは完全体に。「マスク + サングラス」だとやや不審者っぽいことはさておき、娘が「トータリー・ミニーマウス」を楽しむ準備は万端だ。

その「トータリー・ミニーマウス」はパレードだけではなく、パーク内の様々なところでも展開されている。例えば「センターストリート・コーヒーハウス」で展開中の「スペシャルデザート & ドリンク(1980円)」は、ミニー尽くしのスイーツセットだ。

5歳なのに「マカロンが好き」という女子力高めの娘は、ミニーだらけのスイーツにご満悦。あとはパレードを見せれば完璧……つまり、父の株も爆上がり待ったなしである。

そしてやってきたその瞬間。最前列で「トータリー・ミニーマウス」のパレードを見守る娘の前に……


ミニーがキターーーー!


プロフェッショナル意識がメチャメチャ高いミニーは、ミニーに染まった娘を見逃さなかった。サンキュー、ミニー。サンキュー、東京ディズニーランド。将来的に娘はこの瞬間のことを忘れてしまうかもしれないが、ミニーに手を振ってもらった感動は娘の心を豊かにしてくれたハズだ。

・娘、ミニーに染まる

その証拠に、パレード終了後も「ミニーが手を振ってくれたね!」と異常にテンションが高い娘。その後、パーク内を適当に散策し「リフレッシュメントコーナー」で販売されている「フルーツサンド & タピオカドリンク(1300円)」を食べれば仕上げも完璧だ。

こちらもセットには別料金で「スーベニアランチケース(1100円)」と「スーベニアタンブラー(1500円)」も追加可能で、全てを手に入れた娘は「ミニー可愛い!」と連呼しまくり。父は体力的に疲れたが、そんなに喜んでくれるなら連れてきて良かったよ──。

まだまだ娘は遊び足りない様子であったが、結局パークには6時間ほど滞在した。ゲートを出ると娘は何度も振り返り「ミニーバイバイ、また来るからね」と手を振り続ける。我が子ながら何て美しい感受性の持ち主なんだ……! これは完全に天界の子……!!

・予想外の答え

やがて舞浜駅から帰りの電車に乗り込んだ父と娘。惜しむように窓の外の東京ディズニーリゾートを眺める娘に私はこう問いかけた。「今日、何が1番楽しかった?」と──。すると……。


「えーと、アリスのティーパーティーかな」


……ウソやん。というか、それって「コーヒーカップ」やん。どこのテーマパークにもあるヤツやん。あれだけミニーまみれになっておいて、結局「アリスのティーパーティー」なのかよ……! 5歳児の答えは読めねえ……!!

ただ補足しておくと、娘は「暗闇NG」なので基本的には屋外型のアトラクションにしか乗らない。この日も乗車したのは「メリーゴーラウンド」「蒸気船マークトウェイン号」「ウエスタンリバー鉄道」くらいで、屋内型は唯一「イッツ・ア・スモールワールド」だけである。

とはいえ、最終的に「アリスのティーパーティー」が選ばれるとは予想できなかった。もちろん「ミニーのパレードも楽しかった!」とは言っていたが、真っ先に口から出るのが「アリスのティーパーティー」とは……。このアンサーはディズニーマニアも予測不可能であろう。


なお、期間中「トータリー・ミニーマウス」のパレードは、合計3種類に変化するからそちらもどうぞお見逃しなく。もちろん、東京ディズニーシーでも「トータリー・ミニーマウス」が開催されているぞ。

というわけで、5歳の娘のハートを撃ち抜きながらも、伏兵「アリスのティーパーティー」に1位をかっさらわれてしまったミニーマウス。それでも娘はミニーマウスが大好きです。だって、さっきミニーのサングラスをかけてお風呂に入ってきましたから──。

参考リンク:東京ディズニーリゾート公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.