さあ、それでは後半戦のスタートだ。ここからはチャーリー・ブラウンのフィギュアに糸を巻き付けるらしいぞ。まず背中側の穴に糸の片端を入れて、接着剤で固定する(途中まで間違ってボンドを使ってしまいました)。
乾いたら糸をフィギュアの溝に合わせて正面側に巻いていく。その際、腕など ところどころに接着剤をつけ、糸が外れないよう固定する。実はこの作業が地味に難しい。溝はかなり浅いので、常に糸をピンと張っていないと簡単に外れてしまうのだ。
今度は糸を背中側に戻し、2周目に突入。
そしたらまた正面で……
またまた背中。3周目だ。
3周目は糸を斜めに渡し……
再び背中で4周目。
巻く位置が上の方になるにつれ、より糸が外れやすくなって難易度が増していく。事実、私(あひるねこ)は何度も何度も失敗を重ね、そのたびに「くそったれェェェェエエエ!」とベジータのようなことを叫びかけた。
背中に戻ったら、巻き始めの位置で接着剤で固定。
背中の穴に支柱を差し込み……
支柱に開いた穴に、糸を上側から通したら完成なのだが……チャーリー・ブラウンよ、そろそろ言わせてほしい。
何のプレイなんだこれは。
・圧倒的疑問
体中に糸をグルグルに巻き付け、さらには、それが外れないよう接着剤で固定。まあここまでは良い(良くはないが)。だが、仕上げに背中から透明な棒を刺すって……それはあまりにもアブノーマルすぎるのではないか?
チャーリー・ブラウンの奇行を心配しつつ、続いて前号で組み立てた「凧あげ」のボックスを用意。木を外して、奥壁に支柱を差し込んだ。その結果……
いやマジかお前。
・ガチ勢
チャーリー・ブラウン、お前……ギチギチに縛られた挙句、逆さに吊るされるってただのド変態じゃねーか! 「週刊デアゴスヌーピー」に妙な下ネタをブチ込むんじゃないよ!! 少しは自重しろ、まったく……。
そしてお前も何してんだよ!
・有名なシーン
一応ご説明しておくと、チャーリー・ブラウンの体に凧の糸が絡まって木からぶら下がってしまうというのは、『ピーナッツ』では定番のシーンである。スヌーピーは、逆さまになっている飼い主の顔を逆立ちで確認しているワケだ。
シュルツのイラストで描かれる分には可愛らしいが、これが立体で再現されると、チャーリー・ブラウンもスヌーピーもめちゃくちゃシュールで面白い。なんで真顔やねんという気分になってこないだろうか。
・ラストスパート
さあ、もう少しだけ作業は続くぞ。先ほど外しておいた木の穴に、フィギュアと凧から伸びる糸をそれぞれ通す。
糸が抜けないよう注意しながら、木を地面の穴と右壁の切り込み位置に接着剤で固定する。
ここからも大変だ。フィギュアから伸びる糸がたるまないように引きながら、木の裏側のツメの間に通し、そのままぐるっと巻き付けて接着剤で固定する。ピンセットを使っての細かい作業は、ほぼオペである。
あとは凧としっぽの位置や形がバランスよくなるよう整え、接着剤で固定したら……
同様に糸を巻き付け、最後に余分な糸を切ることで……
ついに完成である!
・ミッションクリア
うおおおおおおお! やっと終わったァァァァァァァアアアアア!! 今回はマジでキツかった。キツすぎた。たぶん今までで一番難しかったんじゃないか。途中、本気で挫折しかけたぞ。ああ……ホントに大変だった。
だが木と凧が加わることで、一気に『ピーナッツ』の世界らしくなって最高である。最初はとんだド変態がおいでなすったと思ったが、スヌーピーもチャーリー・ブラウンも実にいい表情をしているではないか。苦労した甲斐があったというものだ! 第41号、無事クリアだぜ!!
ところが……
あなたは気付いているだろうか?
完成したと思いきや、実は……
葉シートがあと6枚も残っていることに……!
絶望はまだ、終わらない……。
ピーナッツ……!
参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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#週刊デアゴスヌーピー 第41号、個人的には現時点で歴代最恐の鬼畜難易度だった。疲れた…。 #続きは記事で pic.twitter.com/ikRR84Pp9R
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