先日、錦糸町のコメダ珈琲店を訪れた時、見慣れぬポップが壁に貼られているのを発見した筆者。そこには「ありそうでなかった!? コメダ珈琲のフライドポテト!!」と書かれている。

なんだこれは。コメダのフライドポテトなど聞いたことが無い。埼玉県内や、池袋、新宿、渋谷あたりのコメダは普段から割と利用している筆者。シロノワールも新作が出るたびにレビューしているし、そこそこ常連だ。しかしコメダのポテトは初耳。これは食べてみるしかあるまい。

・錦糸町と亀戸にはあった

ちなみに筆者が確認して回ったのは2020年12月12日のこと。ゆえにそれ以後の状況は不明だが、少なくとも12日時点における山手線沿線のコメダの店舗で、フライドポテトを扱っている店舗は皆無だった。ちなみに公式HPのメニューにも掲載されていない。

筆者がたまたま訪れた錦糸町と、隣駅にあるアトレ亀戸の店舗では取り扱いアリ。これはもしや江東区だけか? とも思ったが、ららぽーと豊洲や新木場、東雲の店舗では無いとのことだったので、そういうわけでもなさそう。

他県のコメダにおける取り扱い状況は不明だが、もしかしたらめちゃくちゃレア度が高いのかもしれない。なお、錦糸町では「ポテトバスケット(税込み350円)」と「ポテチキ(税込み520円)」の2種類での展開。

・肉厚系くし形ポテト

まあポテトくらい余裕っしょ。しょせんはサイドメニュー。バーガーの付け合わせだろうし。と考え、両方頼んでみることに。「ポテトバスケット」はシンプルにポテトのみ。


「ポテチキ」はポテトにチキンが3つと、レモンが一切れ。


ポテトは肉厚で、くし型にカットされたタイプ。表面はややサクっとしているが、中はホクホクだ。


チキンはコメチキと同じものだと思うが、どうだろう。


ポテトの量は「ポテトバスケット」の方が圧倒的に多い。2倍とまではいかないが、1.5倍くらいは入っている気がする。味付けは無し。そのままだと何の味もついていない。ポテト味だ。別に提供される塩かケチャップを各自つけて食べるスタイル


写真や文章だと中々伝わらないが、「ポテチキ」はともかく、「ポテトバスケット」のポテトの量は相当なものだ。もしこいつを、コメダのデフォルトでデカいバーガーの付け合わせにした日には、自動的に大食いチャレンジが開始されそう

料理を持ってきてくれたお姉さんが色々察したのか「食べきれなければお持ち帰りできますので……」と言ってくれたレベル。筆者は長男だから完食できたが、次男だったら完食できなかっただろう。


ポテト単体だけを食べるつもりで注文するか、最初から残して持ち帰るプランで、他のメニューのサイドとして頼むか。普通の食事量の人にとって現実的な選択肢はこの2択な気がする。あいかわらずボリューム感覚がクレイジーだぜ!

量はともかく、アツアツでホクホクな肉厚ポテトのウマさはとてもグッド。最大の欠点は、かなり限られた店舗でしか提供されていない感が半端ない点か。これ、もっと沢山の店舗でレギュラー化して欲しいなぁ。食べたい方、とりあえず都内なら錦糸町と亀戸の店舗にあったのは確かです(2020年12月12日時点)。

参照元:コメダ珈琲店
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.