ウォォッホォーーーーー!!!! と、思わず叫んでしまうほど衝撃なラストが待っているのは、Netflixオリジナル『ノット・オーケー』という作品だ。誰が見てもウホること間違いないと思うので、最終話だけは必ず自宅で視聴して思い切り ウホってほしい。

ちなみに本作は「たったの7話」で、各話19~28分とかなり短い。つまりイッキ見しても2時間半そこらなので気軽に見やすく、かつオススメな作品だ。今回はこの『ノット・オーケー』をネタバレなしで紹介するぞ!

・【あらすじ】恋と友情と超能力と

主人公のシドニーは、田舎町で暮らす17歳の女子高校生。学校ではパッとしない存在だし、母親との関係もうまくいっていない。最愛の父が自殺して以来、シドニーは陰鬱な日々を過ごしていた。そんなある日、自分の中である “超能力” が覚醒し……。

笑える:★★★☆☆
シリアス:★★☆☆☆
怖い:★☆☆☆☆
キュンキュン:★★★☆☆
衝撃&爽快感:★★★★★


 

こうやって書くと、なんとも暗そうなストーリーに聞こえるかもしれないが、実際はセンスの良い音楽とポップな世界観の中で物語は進行し、ゲラゲラと笑えるコミカルなシーンもたくさん。”ちょっとゆるめなミニシアター” っぽい雰囲気……とでも言おうか。


 

イケてない女子高生シドニーが退屈な田舎町で暮らしながらも、少しずつ友情と恋心を育んでいく。その姿は ときにいじらしく、ときに可笑しく……つまりとっても「青春」をしていて、30代おっさんの私もうっかりキュンとしてしまった(笑うんじゃない)。


 

一方で「超能力」という要素もストーリーにからんでくるのだが、コレが物語に不穏な空気をもたらす。超能力といっても、別に「謎の組織」が現れたり、敵とバトルをしたり、人口を半分にして世界に均衡をもたらそうとか、そういうスケールの大きい話にはならない。シドニーの超能力は、ただ “フツー” の日常生活を送ろうとする彼女を戸惑わせ、悩みの種となるのだ。

毎話見終わるごとに「続きが気になって仕方がない~!」という強烈な中毒感はないものの、最初の6話はある意味 “盛大な前フリ” 。そう、見どころはなんと言っても最終話である。


 

・衝撃的なラスト

本作は1話目の冒頭から衝撃的な映像で幕を開ける。まるで「そのうちエライことになりますんでヨロシク~」──と予告するかのように。何がどうエライことになるのか、多くの方がなんとな~くはピンとくるだろう。

それでも、いざ最終話でその瞬間がやってくると、私は「ウォォッホォーーーーー!!!!」と叫ばずにはいられなかった。人によっては「うっしゃーーー!!!!」かもしれないし、「…………!!」と言葉を失うだけかもしれない。

とにかく、「最高」とも「最悪」とも言える衝撃的なラストなのだ。このシーンを見事にやってのけたスタッフ、キャスト、そしてNetflixに大きな拍手を送りたい。ブラボー!!


・最高すぎるスタッフ & キャスト陣

ところで本作の製作総指揮を務めるのは、同じくNetflixシリーズの傑作『ストレンジャー・シングス』のショーン・レヴィ。そして監督は、これまたNetflix『この世のサイテーな世界の終わり』(個人的に超ツボ‼︎)のジョナサン・エントウィッスル。面白くないワケないだろうが!

さらに個人的にテンションぶち上がりだったのは、映画『‎‎IT / イット “それ” が見えたら、終わり』に出演していた2人が主演だったということ。『IT』ファンにとってはたまらないキャストだろう。

冒頭でも述べたが、『ノット・オーケー』は全7話、各話の尺は平均22分ほど。2時間半ほどでイッキ見できてしまうので、気になった人は今すぐにでもチェックしてみてほしい!

参考リンク:Instagram @iamnotokaywiththisNetflix
Report:ショーン
ScreenShot:Netflix

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