私が心筋梗塞で病院に担ぎ込まれてから2カ月が経ちました。緊急手術から1週間後には退院、その3日後には普通に働いていたので、自分でも驚くほど順調に回復している……つもりです。

さて、つい先日読者の方から「退院後はどんな生活を送っていますか?」との質問を受けました。特に珍しいことは無いんですが “私のケース” としてご紹介しましょう。

・家族性高コレステロール血症

以前の記事にも書いた通り、私が心筋梗塞になった最大の理由は「家族性高コレステロール血症が主な理由ではないか?」とのことでした。ざっくり言うと遺伝でコレステロール値が高いのです。

コレステロール値が高いのは私だけではなく、2人の妹もそう。逆に「それ以外の数値は理想的ですね……タバコを吸っているとは思えないくらい」と担当の先生が仰っていました。

なので、退院後もコレステロール値を下げることがメインになっており、1日1回7種類の薬を飲んでいます。ちょっとした患しさはあるものの、大した手間ではありません。

・飲み薬では限界が

ただし、私の場合は飲み薬だけではどうにもならないほどコレステロール値が高いんですね。具体的に言うと病院に担ぎ込まれたときの数値が「260」ありました。

一般的には「100前後」が標準的とされているようなので、私の数値は2.5倍以上。それも入院中に薬を飲み続けることで「200くらいまでは下がりましたね(先生談)」とのことでした。

先生は「サンジュンさんの場合、コレステロール値は低ければ低いほどいいです」とのこと。コレステロール値が高いと心筋梗塞の再発や、脳梗塞のリスクが高いからです。

・注射型の薬

そこで処方されたのが「レパーサ」という薬。2週間に1度、自分で打つ注射タイプの薬で、退院の日に打ち方のレクチャーを受け実際に “初レパーサ” を打ちました。

その2週間後に初の検診があったんですが、コレステロール値はなんと「50」に。結果を受けて先生は「レパーサ効くな~。もうサンジュンさんはコレしかないんじゃないかな~」とのことです。

ただし、1つ問題があるとすると「レパーサがめっちゃ高い」ということ。具体的にいくらかは言いませんが、退院の日に「レパーサ数本 + 他の薬」で5万円近くになりました。会計金額を見てフリーズしましたよね、ええ。

・風邪が治りにくいような?

その他は特に変わったことは無いんですが「ちょっと風邪にかかりやすい & 長引く感覚」があります。いつもなら薬を飲めば3~4日で治るノドの風邪が今回は2週間近く治りませんでした。

というのも、風邪をひいている最中「コレステロール値が低いと免疫が弱くなる」とネットで見かけたんですね。こんなに長引くことは無いため「これか……!」と確信した次第です。

ところが2回目の健診の際、先生からは「気のせいです」と一蹴されてしまいました。「私の患者さんはコレステロール値が総じて低いが、別にしょっちゅう風邪をひいているわけではない」というのがその理由です。

現場で働く先生の言うことは一理あるんですが「じゃあなんであんなに風邪が長引いたのか?」と思わなくもありません。まあこれについては時間をかけて解明していくつもりです。

・薬が増えただけ

まとめると退院後の私は「毎日の飲み薬」「2週に1度のめっちゃ高い薬」でコレステロール値を下げる生活。食生活に変化はなく、週に3度の筋トレも手術前と同じペースでこなしています。

もちろんご紹介したのは “私のケース” であり、あくまで一例でしかありません。レパーサの価格に震えていること以外は、概ね順調と言っていいのではないでしょうか。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24. ※院内の写真は病院に許可をいただいて掲載しています