先日、東京駅を歩いていると、「シュガーバタークレープ 190円」の文字が目に飛び込んできた。

クレープが190円なんて安いじゃないか!

ということで、購入してみたのだが……なんか思っていたのと全然違った。

・190円で本当に買えた

クレープを販売していたのは、『SOBAP(ソバープ)』。

東京駅のグランスタ東京にある、そば粉クレープ専門店だ。手がけたのは『I’m donut?』や『アマムダコタン』で知られる平子良太氏。


注文は待ち時間ゼロだったし、会計も本当に190円。ここまでは想定内だった。

想定外だったのは、商品を受け取った瞬間である。


……え? ちっちゃ


思っていたより、かなり小さい。写真だと少し伝わりにくいかもしれないが、手に持つとカラオケのマイクより小さいのがわかる。

190円という値段だけ見れば激安だと思ったが、このサイズなら話は別だ。



・これはクレープなのか?

とはいえ、味はおいしい。

そば粉入りの生地は香ばしく、一般的なモチモチ系クレープより軽い食感。

中にはなめらかなバタークリームと、ザクザク食感のフィアンティーヌが入っていて、食感のコントラストも楽しい。

ただ、食べ終えたあと、頭の中にひとつの疑問が浮かんだ。


……これ、クレープなのか?


もちろん、定義上はクレープである。クレープの起源はそば粉で作るガレットとされており、この商品も何ら間違っていない。

それでも、一般的なクレープを食べたときの満足感とは少し違う。どちらかというと、焼き菓子をひとつつまんだような感覚だった。

「クレープ買ってきて」と頼まれてこれを渡したら、相手は納得するだろうか。この疑問、原宿の女子高生100人に聞いてみたい。



・ギャップも含めて話題になる

ちなみに『SOBAP(ソバープ)』のコンセプトは「クレープを手土産に」らしい。その発想は、とても面白いし、味もおいしかった。

実際、店舗にはかわいらしい模型が並び、手土産として選ぶ楽しさもしっかり演出されている。さまざまな味を少しずつ買って帰りたくなる気持ちもよーく分かった。

ただ、190円という価格だけを見て「安いクレープだ!」と思って飛びつくと、想像していたクレープとは少し違う出会いが待っている。しかし、そのエピソードすら、土産話としてコンセプトに組み込まれているのかもしれない

・今回訪れた店舗の詳細

店名 SOBAP(ソバープ)
住所 東京都千代田区丸の内1丁目9−1
時間 月~土曜日8:00~22:00 / 日曜日・祝日8:00~21:00

参考リンク:Instagram @sobap_tokyo、グランスタ東京「SOBAP
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.

▼1000円超えのメニューもあり、190円とのギャップがすごい

▼シュガーバター(190円)の断面図はこんな感じ