タピオカ旋風が日本中で吹き荒れるなか、ビクともしない不動の人気を誇るコーヒーショップ。それが『スターバックス』である。他のチェーン店がタピオカメニューの発売に踏み切るなかで、「そんなの関係ねえ!」とばかりに、我が道をひた走っている。

そんなスタバが2019年9月4日、東京・銀座のマロニエ通り店をリニューアルして新しいタイプのお店「スターバックス リザーブ ストア 銀座マロニエ通り」をオープンした。これはしばらく混雑しそうだ。翌5日に行ってみると……、あれ? 全然待たずに入店できたんだけど

・中目黒は3時間待ちだったんだが……

このお店は銀座地区の旗艦店であり、2013年には2階を期間限定でスタンディングバーにしていたこともある。今回のリニューアルにより、中目黒の「リザーブ ロースタリー東京」で提供されているメニューの一部を取り入れ、イタリアン・ベーカリー「プリンチ」のパンの販売にも力を入れるお店へと生まれ変わった。

ちなみにロースタリー東京のオープン初日は、入店1000人待ちという驚くべき事態となった。


これはもしかしたら、1~2時間は待つことになるかも。覚悟を決めてお店にたどり着くと、すんなり中に入ることができた。1階はベーカリーのテイクアウトのみ。2階に上がったら「少々お待ちください」と言われただけで、すぐにカウンター席を準備してもらうことができた。あれ? 楽勝?


と思いきや、長いのはここからだった。オーダー完了までに20~30分待つことになるかもとのこと。とはいえ、1~2時間も待つ訳ではないので、全然問題ない。


・注文の流れ

注文はまず、カウンター向かって左側でフードメニューを頼む。ランチ時(11~14時)は、2種のランチメニュー、もしくはショーケースに並んだ商品オーダーする。もちろんドリンクのみの利用も可能だ。


オーダーを識別する番号札をもらったら、今度はカウンター右側の列に並び直して、ドリンクオーダー + 会計 を行うことになる。


ショーケースには、1階で販売しているプリンチのパン・スイーツが並んでいる。




・スタバのランチ

今回私(佐藤)が注文したのは、ラザニアとデリ1品がつく「タボラ カルダ」(税別1180円)というランチメニューだ。それにチョコレートケーキの「プリンチーナ」(税別650円)。さらにアイスフォームマキアート(豆:シングルオリジン 税別800円)。かなり豪勢な昼食になってしまった。


このメニューについてくるデリ1品は5種のなかから選択できる。私は鶏肉を使ったサラダ(名前を聞き忘れた)をチョイス。


まさかスタバでラザニアを食えるとは。なお、ラザニアは14時以降単品オーダーできるそうだ。



このチョコレートタルト、どこかで見たことあるな。そう思ったら、ロースタリー東京で食ってた。そのことをすっかり忘れて、ここでも注文してしまうとは。老化が進んでいることを、こんなところで再認識してへこむ……。



写真映えを狙ってアイスフォームマキアートを頼んだが、食事には合わせづらい飲み物だった。欲張らずに、アイスコーヒー(コールドブリュー)にすれば良かったか……。


・予約利用は9日から

このお店の最大の特徴は、席予約ができること。オンラインで席をリザーブできるそうで、すでに予約を受け付けているのだが、利用は9月9日からとのこと。最大90分の利用が可能なのだとか。スタバに行っても席が空いてねえ! そんなことばかりでウンザリしている人は、席予約を利用すると良いだろう。


・今回訪問した店舗の情報

店名 スターバックス リザーブ ストア 銀座マロニエ通り
住所 東京都中央区銀座3-7-3銀座オーミビル1階
営業時間 7:00~22:30
定休日 不定休

参考リンク:スターバックス
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

日本、〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目7−3 銀座オーミビル 1階