いよいよプロ野球は2019年6月4日から「セ・パ交流戦」に突入する。2005年から始まった交流戦は今年で15回目。シーズンの行方を大きく占う期間であることは言うまでもないが、とにかくパ・リーグが強いこともわざわざ説明するまでもないだろう。

何しろ、セ・リーグが勝ち越したのは2009年のみ。もはやセ・リーグの球団にとって交流戦は恐怖、パ・リーグにとっては白星を積み重ねるボーナスステージとさえなっている状態なのだ。そして今、セ・リーグが開幕前からパ・リーグに煽られることになっていたのでお伝えしておこう。

・パ・リーグTVがSNSに投稿

現在、ネット上で拡散されているのはパ・リーグTVが公式Twitterに投稿した動画だ。パ・リーグTVといえば、昨年の交流戦終了後も「来年もよろしく。2018年交流戦成績59勝48敗1分(パがセに対して)」と煽っていたのを思い出すが、今年は戦う前から舐めている。

というのも「セ・リーグの皆様。今年もよろしくお願いします」と文字こそ礼儀正しいが、動画内でとにかく煽りまくり。まずは「さすがに『10年連続負け越し』はイヤですよね?」とセ・リーグファンにジャブを入れると、すかさずパ・リーグの選手たちの好プレーを叩き込む。

パ球団の華麗な遊撃手にはじまり、極上のバットコントロール、活きの良すぎる若手、甲斐キャノン……。注意すべき選手を教えるという建前ながら、とことんトラウマ級のプレーを植えつける。そして「10年連続の負け越しを回避するためには……」と煽ったところでクライマックスへ。

・オチがスゴい

「セ・リーグファンのみなさんがこれ以上悔しい思いをしないためには……」と締めてフィニッシュブローにいくのだが、オチがとにかくハンパない。あまりにも秀逸すぎるため、これはぜひ動画で確認していただきたい。繰り返しになるが、交流戦の開幕は6月4日から。今年の結果は果たして──。

参照元:Twitter @PacificleagueTV
執筆:原田たかし