2018年7月18日、突如として松屋の公式Twitterが「ごろごろチキンのトマトカレー」の限定販売を告知した。期間限定ながら伝説的な人気を誇る「ごろごろ煮込みチキンカレー」と「トマトカレー」を組み合わせたメニューは、この夏の目玉となりそうな予感さえある。

しかしながら、ネックが1点だけ。対象となるのはわずか68店舗しかないのだ。なぜここまで限定しまくったのかは分からないが、伝説タッグの一品は食べておかねばなるまい。ということで、「ごろごろチキンのトマトカレー」が販売されている店舗に行ってみた。

・値段はリーズナブル

やってきたのは、東京は新宿区四谷三丁目にある店舗。ちょうどお昼の時間帯ということもあって、お客さんが次から次に昼食を食べにきていた。流れに沿って券売機の列に並び、お目当ての「ごろごろチキンのトマトカレー」を注文した。

値段が気になるところだったが、並で590円(税込)と「ごろごろ煮込みチキンカレー」と同じ。チェーンのカレー屋よりも少しばかり安い値段設定が嬉しいところだ。んで、席についたらいよいよ「ごろごろチキンのトマトカレー」がやってきた。

相変わらず「みそ汁」がついているのは置いといて、トマトカレーの赤さが何とも食欲をそそるではないか。そして豪快に入ったチキンも健在。そうそう、コレコレ! このゴロゴロしているチキンが最高だった。では、トマトカレーとの相性はどうなのだろう。

・まさに夏カレー

まずは一口パクリと食べてみると、想像通りというかヒジョーによい! 暑さでヒイヒイ言いながら店舗に入ったので辛すぎたらヤバいと思っていたが、辛すぎない上にトマトの酸味もちょうどよく、スススッーと口の中に広がっていく。一言で言うならば「夏に食べたいカレー」である。

さすがに汗はかくが、ダラダラが止まらない訳ではなかったので今のシーズンを考えた上で出したメニューと言えるだろう。ちなみに辛さの度合いは、ピリリとスパイスが効いていた「ごろごろ煮込みチキンカレー」の辛さが10なら、今回は4〜6といったところか。

あとはドバッとかけて食べるもよし、少しずつ食べるもよし。チキンのごろごろっぷりといい、トマトカレーの味といい、伝説タッグの安定感は激レアにせず全国展開でもよかったような気もする。ともあれ店舗&期間限定なのは仕方ない。松屋のカレーファンはこの機会を逃さず食べておこう!

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 松屋 四谷三丁目店
住所 東京都新宿区左門町2−5 四谷三国ビル
時間 月〜土:5時〜翌3時(LO2:55)、日・祝日:5時から翌1時(LO0:55)
休日 なし

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼今回のカレーもみそ汁がついてくる

▼新宿区は四谷三丁目と高田馬場の店舗で食べられるぞ

▼ドアや店内に告知ポスターもあった

日本、〒160-0017 東京都新宿区左門町2−5 ミクニ四谷ビル