最近は、InstagramをはじめとするSNSでライフスタイルなどの情報を発信し、広告収入などネットで得た収益で生計を立てている人もいる。まさに、そんなアメリカ人青年の1人を今回は紹介したい。

彼がワンコの画像や動画にジョークを加えるTwitterページを始めたところ、瞬く間に大人気に! 現在はTwitter運営だけでなく、そこから派生したオンラインショップなども手がけて、年間で10万ドル(約1000万円)以上もの利益を上げているというのである!

・ワンコの画像にジョークを加えるページが大人気に!

海外ニュースサイト『Money』によると、ワンコの画像&動画にジョークを加えるTwitterページ「WeRateDogs」を始めたのは、米ノースカロライナのキャンベル大学の学生だったマット・ネルソンさんだ。

このアイディアを2015年に思いついた彼が、犬の画像に愉快なコメントを添えてアップしたところ……翌日に3000人ものフォロワーを獲得してしまったというのである。現在フォロワー数が640万人以上にも膨れ上がったページで、マットさんはユーザーから依頼された画像にジョークを添え、1日に2回投稿しているとのこと。

例えば、床を掃除するモップにしがみついて引きずられるワンコの動画には、「このワンちゃんはステファン。お手伝いがしたいだけ。10点中13点。なんてイイ子だ」という楽しいコメントが。

そして、顔の辺りまで片脚を上げているワンちゃんの画像には、「こちらはフィンレイ。誰かが “良い子なら手を上げて” と言っているのが聞こえたんだ。10点中14点。良い子のステータスを確保」とのジョークが添えらえている。

・どの投稿も10点満点を超える得点が

どの投稿にも点数が付けられているのだが、全て得点が10点満点を超えているのは「どの犬も素晴らしい」からなのだとか。画像を提供してくれるファンや、犬好きのフォロワー全員が楽しめるようキメ細やかな心遣いが行き届いているのも、ページが人気を博している理由ではないだろうか。

・利益は年に1000万円以上!

「WeRateDogs」を始めた時に学生だったマットさんは、アカウントのデータ管理&運営と学業に追われて一杯一杯の状態になってしまったとのこと。

SNSマーケティングを手掛ける人物の手も借りたが、最終的に大学を中退することに。独学でデジタル・マーケティングを学び、現在はアカウント運営とアパレルなどの関連グッズを扱うオンラインショップ「DOG RATES」ゲームアプリ「Good Dogs!」などの売り上げを合わせ、利益が年間で1000万円以上になるほどの成功を収めているそうだ。

1日に2回投稿するだけで大きな利益を生めるとは羨ましい……と思ってしまいがちだが、その影にはタダならぬ努力があったようだ。「やはり楽してお金は稼げない」ということを、証明するようなサクセスストーリーではないだろうか。

参照元:Twitter @dog_ratesGood Dogs!DOG RATESMoney(英語)
執筆:Nekolas

▼お手伝いがしたいだけなんだワン!

▼イイ子だったら手を上げて!

▼柔らかい鼻を触って~!

▼“パパ” と特別な絆を結んでるんだワン

▼羽が生えたらパワフルになった気がするワン!