スポーツクラブやジム通いをしている人にお伺いしたい。それなりにいい体になってくると周囲から「どうなりたいの?」と聞かれることはないだろうか? 個人的にはそういう機会がまあまああり、いつもは「健康でありたい」と答えるようにしている。

健康でありたい──。これは紛れもない本心である。だがしかし、手っ取り早く願いが叶うなら本当はジャッキー・チェンのようになりたい。攻めてよし受けてよし、そんでもって超タフネスなんて最高ではないか。そしてジャッキーになるためには「バク転」が必要不可欠だろう……!

・憧れのバク転

かねてから私は「バク転」に憧れていた。理由はまさにジャッキー・チェン。強さにも憧れはあるが、とんでもなく俊敏な身のこなしとアクロバティックを極めたアクションの象徴が私にとっては「バク転」で、いつか機会があれば挑戦したいと思っていた。

そんなある日のこと。映画「ブラックパンサー」の広告代理店から、


「ブラックパンサーは軽快なアクションが見どころです。ぜひブラックパンサーになりきってバク転に挑戦してもらえませんか?」


……と相談があった。飛んで火にいる黒いヒョウとはまさにこのこと。しかもバク転を教えてくれるプロまで手配してくれるなんて断る理由がない。というわけで、都内で5つの運動教室を展開する「チームはじめ」にお邪魔し、2時間1本勝負のバク転チャレンジに挑戦することになった。

・体操教室「チームはじめ」で練習

今回私の担当をしてくれたのは、スタントなどもこなすという京本政樹風の超イケメン「ツカサ先生」だ。まずは体操やストレッチから始まり、やがて前転や後転などの基本的なマット運動で体を慣らしていく。


続いてはブリッジや逆立ち、背面ジャンプで徐々にバク転の感覚をつかむ練習だ。特に背面ジャンプは重要で、このあと実際にバク転の練習になってからもジャンプがイマイチの場合は、何度も背面ジャンプで感覚を取り戻した。

そしていよいよバク転である。すぐそこに先生がいてくれる安心感はハンパなく、バク転自体にそこまで恐怖を感じない。しかも先生が「今は50%手伝ってます」「今は20%だけ、イイ感じ!」などと褒めてくれるのでモチベーションも高く維持できた。

・落とし穴

だがしかし、初めてバク転をしてみて気付いた……バク転って超疲れる! スタミナが持っていかれる!! 一瞬のアクションなので予想していなかったが、3本連続で飛ぶとゼエゼエと息が乱れ、5本目はお話にならないほど飛べない。やべえ、内村航平マジでやべえ

結果、3本連続で飛んだら1~2分の休憩を挟みまた飛ぶこと1時間以上。元々が運動神経が悪い私なのに先生の指導の甲斐あってそれなりに形になってきた……すげえ! 俺より先生すげえ!! 15人のサッカーチームで補欠だった俺をこんな短時間で形にしてしまうなんて!

ただし、結果から言うと2時間でバク転できるようになったかというと、残念ながら「1人では成功しなかった」と言うしかない。何度か1人で飛んだがモロに脳天から落ちることもあったので、2時間ではバク転の習得に至らなかった。

1人パイルドライバーの様子です。

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……んが、もう2時間あれば普通にバク転を習得できる気がする。先生が「ハートが強いですね。普通は頭から落ちると怖くなっちゃうんですけどねえ」と褒めてくれた “鋼鉄の意思” が私にはある。実際にわずかな補助(先生談)でキレイなバク転が出来たから、あと1歩までは来ているハズだ。

・メチャメチャ効く

さらに感じたのが、体操自体がかなり体にイイということ。私は週2回ジムに通っているのだが、普段は絶対にならないところがメチャメチャ筋肉痛になった。筋肉痛は筋肉を使っている証拠。バク転に限らず、健康を維持する意味合いでも体操はかなり有効に違いない。

まとめると、成功とは言えないまでも大失敗ではなかったバク転チャレンジ。「チームはじめ」ではバク転コースも用意しているから、興味がある人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか? あ、2018年3月1日公開の映画「ブラックパンサー」も実際に観たが、かなりイイ出来なのでお見逃しなく!

取材協力:体操教室「チームはじめ」映画「ブラックパンサー」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24. ©Marvel Studios 2018

▼おまけ程度になってしまったが、ブラックパンサーはかなり良かった。レビューについては別の機会でお届けする。

▼映画の予告編はこちら。

▼ツカサ先生ありがとうございました! 体もバキバキで超カッコよかった。