先日、「2018年9月16日をもって引退する」と発表した安室奈美恵さん。衝撃の発表以来、各所に波紋が広がっているが、安室さんのかつての師が現在の想いをTwitterに投稿した。
そう、小室哲哉さんである。90年代にタッグを組んでミリオンヒットを連発したこの2人。やはり安室さんの引退に対する想いも特別なものがあるようだ。
・小室さんの想い
2017年9月21日夜に更新された小室さんのTwitter。投稿されたのは以下の2つの投稿である。
「これからいよいよブレイクして行くのだなあという瞬間に立ち会えてから20年、あらゆる奇跡を起こし、足跡を残し、そんな姿を誇らしく思い、そして、あと1年で卒業という現実を知る。このプロセスはなかなか味わう事はないでしょう。奈美恵ちゃんには、最高の日々を過ごしてもらいたいです」
「正直、仕事で何とも言えない寂しさを感じるのは初めてです」
──たった2つの投稿ではあるが、その中には、共に時代を築いたからこその万感の想いが詰まっているように感じられる。このつぶやきに対して、ネットでは以下のような声があがっている。
・ネットの声
「安室ちゃんが引退する前に小室さんとの作品を是非もう一度お願いしたいです。。。」
「安室ちゃん25年のクライマックスに、小室さんの曲で彩りを。敢えて最後とは言いません」
「本当に安室ちゃんは凄い記録を残したんですね」
「スーパーモンキーズやユーロカバー時代も良かったけど やっぱり小室さん、あなたが安室奈美恵を 【安室奈美恵】にしたんだと思う」
「彼女の歌手人生は華やかなものだったと思います」
「私の人生で最も好きなアーティストは安室さんで、きっかけが小室さんの楽曲です」
「素晴らしい曲をたくさん作ってくれてありがとう」
「2人の出逢いは必然だったなぁ、。」
「最後の一年間精一杯応援します」
「先生と出会って奇跡が起こったね」
「安室ちゃんに数多くの名曲を与えてくれてありがとうございました」
「小室さんなくして、今の安室ちゃんはいない!!」
「今年は一つの時代が終わることが多いです」
「TKのおかげで、あの頃のおかげで、未だに僕の頭の中は90年代のままです」
──などなど、たくさんの感謝の言葉が寄せられていた。みんなJ-POP黄金時代だった90年代に想いを馳せているようである。キラキラしてたなあ、あの時代の音楽。
そして、2人の共演を望む声も多い。確かに、最後にもう一度2人が同じステージに立つというのは、あの時代を生きた者にとって非常に胸アツだ。はたして、ファンたちの夢は実現するのか? 今は、今後を見守りたい気持ちで一杯である。
参照元:Twitter @Tetsuya_Komuro
執筆:中澤星児
イラスト:稲葉翔子