メジャーリーグ史上30人目となる通算3000本安打を達成したイチロー選手。その偉業は所属チームのマーリンズだけでなく、MLBも公式サイトを挙げて祝福している。そんな中、興味深い画像がMLBの公式インスタグラムで公開中だ。

なんとイチロー選手の放ってきた3000本もの安打が、データによって一目瞭然! シングルヒット、2塁打、3塁打、本塁打、そして3000本目とマークを記し、どのように積み重ねてきたのかわかるようにしているのである!!

・興味深い安打データ

メジャーリーグでシアトル・マリナーズ、ニューヨーク・ヤンキース、マイアミ・マーリンズと渡り歩いてきたイチロー選手。画像はその姿をバックに、安打のデータが点在している。さっそく見てみたところ、これが実におもしろい! というのも……

広角に打ち分けていることがよくわかるだけでなく、本塁打のほとんどはライト方向へ引っ張った打球なのである。ちなみに3000本目の安打は、ライトフェンス直撃の3塁打。データを見ればわかるが、ここは「本塁打のホットゾーン」。そう、イチロー選手は節目の安打でホームランを狙っていたと推測できるのだ。

・改めてスゴさを実感できる画像

それはおいといても、この画像では内野安打の多さはもちろん、内外野の間にヒットが集中しているのも一目でわかる。正確なバットコントロール、走力も兼ね備えたイチロー選手らしい分布は、改めてそのスゴさに気づかされることだろう。

参照元:Instagram @mlb
執筆:原田たかし

▼データを重要視するMLBらしい画像だ