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お~い! 元気か~!! 暑い毎日にへばってないか? ポケモンGOに疲れ切ってないか? 暑さで食欲は落ち気味だけど食っとけよ。秋まで体力がもたんぞ~。とりあえず、スタミナつけるために、肉を食っとけ。ウマい肉食っとけばなんとかなるから。

という訳で、暑さに負けそうな人にぜひともオススメしたい肉がある。それは東京・巣鴨の台湾料理のお店、その名も「台湾」の角煮定食だ。騙されたと思って頼んでみろ、その圧巻の肉塊に驚くと共に、味わって感動すること間違いなしだッ!

・かき氷店に行くつもりだった

お店は巣鴨のとげぬき地蔵尊のある高岩寺のすぐ近くにある。少し路地裏に入るので、場所がちょっとわかり難いかもしれない。私(佐藤)はこのお店を偶然見つけた。本当は同じくとげぬき地蔵の間近にある、かき氷の店を訪ねるつもりだったのだ。

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・ウマそうな気配……

かき氷を食べ終えるとすぐに台湾の暖簾をくぐった。というのも、店構えからヒシヒシとウマそうな気配が漂っていたからだ。調べてみると、やはり名店として知られているらしい。これは素通りして帰る訳にはいかない。

さて、中に入るとお店は結構狭い。テーブル席が3つだけ。昼時はきっと満席になるに違いない。幸い私は開店と同時に1番で入店することができた。注文するのは、ここの人気メニューの角煮定食(1000円)だ。角煮とは、当然豚の角煮である。それと一緒に鉄玉子(1個150円)を注文した。

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・鉄玉子は本当に硬い

鉄玉子とは、角煮の汁で玉子を煮詰めたものだ。3週間にわたって繰り返し煮詰め続けるのだと、お店の女将さんが教えてくれた。この女将さんは大変気さくな方で、1人の私にいろいろと教えてくれた。

この鉄玉子、実際に食べてみると……硬い! 鉄玉子の名前は伊達じゃない。煮詰めに煮詰め続け、ゆで卵が持っている水分が抜けて汁が浸みまくっているのである。白身は硬いけど、黄身は角煮エキスを吸ってホロホロに。コレは美味しい~。

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・肉デカい!

そして本題の角煮定食だ。角煮とご飯、スープが膳で出てくると思ったらワンディッシュ! しかも角煮がデカいッ!!

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ウマそうやないの~! 巨大なバラ肉の塊だ。コレはスタミナがつきそう、見てるだけで元気が出てくる!

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肉の厚さは推定4~5センチもある。食い甲斐があることは間違いない。コレだけの分厚さながら、箸でホロリと崩れるところに感動すら覚える。いい店見つけた~!

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・幸せの洪水

食べてみると想像通り、肉がトロける~。餡の甘さと肉の甘さが混ざり合い、口のなかは幸せの洪水。暑さによる疲れも軽く吹っ飛びそうだ。

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肉は300グラム程度あるだろうか。結構なボリュームなので、存分にお腹を空かせて行くことをオススメする。

・今回訪問した店舗の情報

店名 台湾
住所 東京都豊島区巣鴨3-39-9
営業時間 11:00~15:00、17:00~21:00(祝日は17時まで通し営業する場合あり)
定休日 日・祝日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24