日本列島にもようやく春のポカポカ陽気が訪れ、全国各地で続々と桜が満開を迎えている今日この頃。そこで今回は、暖かい季節にピッタリな「フリーダム(Freedom)」というちょっと変わった乗り物をご紹介したい。
このフリーダム、なんと電動モーターを搭載した、三輪キックボードのような乗り物らしい。電動&三輪&キックボード? ……さて、それは一体どんなものなのだろうか?
・米トライク・テック社が開発
フリーダムは、米カリフォルニア州を拠点とする「トライク・テック(Trikke Tech)社」が発売している“トライク” という乗り物のひとつだという。
・三輪のキックボード
そもそもトライクが何かを簡単に説明すると、冒頭でお伝えした通り、前に1つ、後ろに2つ車輪の付いた、いわゆる三輪キックボードのようなもので、前方のハンドルをつかみ、左右のタイヤの上にあるステップに足をのせ、左右交互に体重移動させることによって前に進む乗り物だという。
・小回りの利き具合がハンパない
そして今回ご紹介するフリーダムは、そんなトライクに電動モーターを装備したというもの。実際に乗っている様子を動画でみると……段差をスムーズに乗り越えたり、小回りの利き具合がハンパなかったりと、かなりアクティブだ。
・まさにフリーダムな乗り物
この驚くべき機動性は、左右のタイヤが独立しているトライク独自の構造のためで、ハンドル操作と重心移動をうまく行えば、縁石ほどの段差なら軽々と乗り越えられるほか、その場で1回転するかのような急旋回も可能という、まさにフリーダムな乗り物なのだ。
・バッテリーとモーター搭載で本体重量17kg
スペックだが、最高時速24km、航続距離18km、耐荷重は91kg、本体重量17kgとのこと。本体重量はやや重めだが、時速24kmものスピードが出せるモーターとバッテリーが搭載されていると考えれば、これでも十分軽量ではないだろうか。
・お値段は約11万円
日本での販売について詳細は不明だが、米国の公式オンラインショップ上では約11万円(999.99ドル)で販売されているようだ。なお、電動ではない普通のトライクについては日本国内の正規代理店が2〜3万円程度から販売しているようなので、興味のある方はそちらもオススメである。
このフリーダムで自由に走ることが出来たらどれだけ気持ちがいいだろう……晴れた空を見ているとそう思わずにいられない。
参照元:YouTube、Trikke Tech(英語)
執筆:K.ナガハシ
▼これが「フリーダム」だ!