
早いもので、2015年ももう終わり。あなたは今年の大みそかをどうやって過ごして、2015年にお別れを告げるだろうか?
日本の “典型的” な大みそかの過ごし方といえば、紅白を見て、年越しそばを食べて、近所のお寺に除夜の鐘を突きに行く……なんて光景が思い浮かぶが、他の国の人々はどうやって年越しをするのだろう? ということで今回は、「世界各国の大みそかの過ごし方」10選をご紹介しちゃうぞ!
その1:人形を燃やす(エクアドル)
エクアドルでは年越しの瞬間に、人間の顔や体をかたどった人形に火が放たれるのだとか。そこには、去年の嫌なことを焼き払って、新たに年を迎える意味が込められているという。
その2:12粒のブドウを食べる(スペイン)
スペインでは年越しの瞬間に、ブドウを12粒食べるという。スペインでは年越しの瞬間に、マドリードのプエルタ・デル・ソルの時計台の鐘が12回鳴る様子がテレビで生中継されるので、人々はテレビから聴こえてくる鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べるのである。
そして鐘の音が鳴り終わるまでに、12粒のブドウを全て食べ終わることが出来た人は、新年に良いことが起こると言われているという。また「赤い下着を着用して年越しすると、縁起がいい」なんて言い伝えもあるとのこと。
その3:白い洋服に、派手な下着をつける(ブラジル)
ブラジルでは、平和と幸福を呼び込むために、「白い洋服に、派手な下着」を身につけて新年を迎える習慣があるという。また色によって込められる願いも変わってくるようで、オレンジ:仕事が上手くいく、青:調和、黄色:繁栄、赤・ピンク:恋愛運の向上、紫:ひらめき、緑:健康、などがあるそうだ。
その4:クマの衣装を身につけて踊る(ルーマニア)
クマの衣装を身に着けて踊る……。なんだかハロウィンの仮装みたいだが、ルーマニアの一部の地方ではこんな年越しの儀式があるのだとか。悪しき霊を追い払うため、大みそかになると人々はクマの衣装を身に着けて踊りながら、近所の家から家をまわるのだとか。しかも年々、この儀式は人気を得ているらしい。
その5:アイスを床に落とす(スイス)
新年が「幸運・平和・富」で満たされますように……。そう願って、スイスでは年越しでは “アイスクリームが床にぶちまけられる” そうだ。
その6:火の玉を振り回す(スコットランド)
“大みそか” を「ホグマネイ」と呼ぶスコットランド。1950年代後期まで、クリスマスを祝う習慣がなかったスコットランドでは、大みそかに大いに盛り上がってお祝いするようだ。ヴァイキング時代から形を変えながら続いてきたとされている「ホグマネイ」は、スコットランド各地で行われているが、アバディーンシャーのストーンヘヴンの “火の玉転がし” が特に有名。
ワイヤーや紙などで作られた玉をヒモの先に突け、火を放ち、ブンブンと振り回しながら行進するそのさまは、ユニークかつ、危険なのである。
その7:何回も食事する(エストニア)
エストニアでは、7、9、12がラッキーナンバーだとされているようで、年越しのお祝いでは7回、9回もしくは12回の食事をとるべきだとの考えがあるのだとか。その背景には「来年も、豊富な食べ物に恵まれるように」との願いが込められているという。
その8:イスから飛び降りる(デンマーク)
年が変わる瞬間に多くの人が「イスから飛び降りる」、「近所の家の前に、お皿を投げて割る」……などと言われているのが、デンマーク。
イスから飛び降りると “空気を浄化し、新しい年に良い運を呼び込む” 、たくさんのお皿が割られている人ほど “多くの友人を持っている” ということになるようだ。
その9:ヤドリギの葉を枕の下に(アイルランド)
アイルランドでは、枕の下にヤドリギの葉をおき、素敵な人と出会えるように願う習慣があるという。また、同時に悪い運をはらうとも考えられているという話だ。
その10:霊との交信(メキシコ)
メキシコの一部の地域では、死者の魂と話が出来ると信じられており、大みそかは、霊と交信する絶好の機会だとされているようだ。しかもこの行事は個人で行われるのではなく、公の場でも行われる。例えばニューメキシコのタオス・インでは、15分15ドルで霊との交信できるということだ。
参照元:Little Things.com、From Brazil To You.org、Houston Press、Smashing Lists(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.
▼スペイン「12粒のグレープ」
▼ルーマニア「クマの衣装」
▼スコットランド「ホグマネイ」
小千谷サチ



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