アツ~い! 日本列島はここ数日気温がグングン上昇し、初夏の陽気。まだ梅雨も迎えていないというのに、2017年5月21日、群馬県館林市では35度を記録したそうだ。こう暑いと、冷たい飲み物が飲みたくなる。コンビニで手軽に美味しいアイスコーヒーを飲めるのは良いのだが、会計に時間がかかったりして、イラつくこともしばしばだ。

そんなコンビニでのコーヒー購入の手間を少しでも軽くしてくれそうな仕組みが、このたびセブンイレブンで導入された。それは、「あのコーヒーマシン」の自販機である。これなら、いちいちレジに並ばなくても済む! 早く全店で導入してくれ~ッ!! 夏が始まる前に導入店を増やすべき!

・通常のマシンと自販機

私(佐藤)がこのコーヒー自販機を発見したのは、東武鉄道東上本線大山駅から徒歩約5分のところにある店舗だ。正確には、「セブンイレブン 板橋大山東町店」である。ここには通常のコーヒーマシンと別に、自販機型のコーヒーマシンが設置されている。

コーヒーの淹れ方は、通常のマシンと同じ。唯一違うのは、本体下部に硬貨の投入口があること。そして、サイズはレギュラーのみとなっている。

・カップをセットしてボタンを押す

ホットコーヒーは、カップを注ぎ口にセットして、硬貨を投入して「ホットコーヒー」のボタンを押す。アイスコーヒーの場合は、本体横にある冷凍庫から氷入りのカップを取り出し、カップ上面のフィルムをはがして注ぎ口にセット。硬貨を投入して「アイスコーヒー」のボタンを押す。レジに並ぶ必要がないので、購入がとてもスムーズだ。

・アイスのカップを開けるのにためらう

セブンに限らず、コーヒーを購入するのに手間がかかる場合は割と多い。特に、利用客が多いお店、また混み合う時間帯、コーヒーを買うだけなのに、猛烈に待たされる時がある。仕方がないことではあるが、少しでも待つ時間を短縮できるととても有難い。この自販機が普及すれば、さらに手軽にコーヒーを購入することができるだろう。

ひとつ気になったのは、アイスコーヒーの購入時に、氷入りカップをセットする時だ。自販機で会計をするとはいえ、お金を払う前にカップのフィルムを開けるのに抵抗があった。

・時間短縮は間違いない

問題ないと思うのだが、万引きと間違われたら? と一瞬頭をよぎった。自販機用のカップと、レジ会計用のカップの色が違うと、誤解を招かない気がするのだが……。いずれにしても、コンビニコーヒーをより手軽に買うことができるようになるはず。いち早く全国の店舗で導入して欲しい。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24