2020年の東京五輪に向けて、外国人観光客の受け入れ態勢が着々と整いつつある。案内板の他国語表記だけでなく、電車の車内案内にも、さまざまな工夫が施され、観光客の利便性向上が図られているのだが、そんななかでちょっと残念な貼り紙を見つけてしまった。

東京・原宿のJR原宿駅近辺に、手書きの貼り紙が施されているのである。それを見ると、外国人観光客に向けた注意喚起が行われているのだ。

・貼り紙に書かれていたこと

その貼り紙には、作務衣(さむえ)のようなものを着た男性らしき人物が描かれており、「He is a cheat(彼は詐欺師だ)」と書かれている。描かれた人物の特徴を見ると、一見お寺関係の人のように見えるが、「Not Japanese TEMPLES MAN(日本の寺の人ではない)」という。

つまりどういうことか? ザックリ言えば「日本人のお坊さんの振りをしてお金をだまし取るヤツがいるから、気をつけるように!」と注意喚起を促しているのだ。

外国人観光客がこの貼り紙を注視している姿に、複雑な気持ちになった。アメリカ人の友人によると、米ボストンでも同様の問題があるという。観光客が集中する都市では、珍しいことではないようなのだが……。

・道路標識には……

もうひとつ気になったことがある。注意を呼びかけるのは良いのだが、道路標識にまで、この紙が貼られていたことだ。注意を呼びかけたい気持ちはわかるのだが、法に触れる可能性があるので、無許可の貼り紙はいかがなものなのだろうか……。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24