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ドードーゲットだぜ! またドードーゲットだぜ。またまたドードーゲットだぜ……と、ポケモンGOが大ブーム。東京の新宿御苑前や池袋西口公園では、夜中までレアポケモンを求める人たちで人だかりができ、お祭りのようだ。露店を出せばかなり売れると思う。もしくはスマホの急速充電屋台もアリではないか。さぞかし売り上げが上がるだろう。

さて、外に出て歩き回って遊ぶゲーム。車には十分注意して、楽しくポケモンを捕獲していただきたいものだが、怖いのは車だけではない。夏の暑さだ。あの、地獄のような酷暑も一段落、と思いたいところだが、これからが夏本番の8月。今年も、さらに暑くなりそうだ。そこでポケモンGOをプレイするのに最適な扇風機を、扇風機評論家として紹介したい!

・モンスターボール型の扇風機?

特に週末、昼間からポケモンを求め、また卵を孵化(ふか)させるために外を歩き回る際、必需品は帽子と飲み物だ。熱中症をゲットしてしまってはポケモンどころではなくなってしまうのだ。それでも、暑いものは暑い! 「なんとか涼しくポケモン行脚はできないものか?」というご意見も多かろう。そこで、私がお勧めするのが、次の組み合わせだ。

パナソニックの『創風機Q F-BL25Z』と、本田技研工業の『ポータブル発電器エネポ EU9iGB』だ。まずは、創風機Qについてお伝えしよう。この扇風機はこれまでの扇風機の概念を根本から覆している。その形状はまるでモンスターボールのような丸型ではないか! 羽根がないどころか形状がまんまる。実はこれ、「扇風機評論家が勧める今年の扇風機3台」のなかの1台でもある。

・ポータブル発電機

この、モンスターボールによく似た形状の創風機Qをわしづかみにして外に出よう。そして、顔や身体に風を浴びながら移動しよう。涼しいぞ! しかしコレ、家庭用扇風機なので電源がなければ風が来ないところが泣き所。

だが、スマホでポケモンGOをプレイするときにはモバイルバッテリーチャージャーが必須なように、家電を外で使うためのポータブル発電機なるものが世の中にはあったのだ!

それが、本田技研工業の「エネポ」。キャリーバックのようにガラガラ引きながら、発電器を持ち運ぶ。これさえあれば、屋外で移動しながら扇風機の風を浴び放題! もはや夏のポケモン捕獲に死角なしだ!

……と、ここまで読んで賢明な読者諸君はお気付きだろう。片手に創風機Qを持ち、もう片手に発電器エネポを持つ。これじゃあ両手がふさがってポケモンゲットできないじゃないか、と。

・なんと! 事故防止効果もあり!

ここが、「事故防止効果」の部分なのだ。ポケモンGOは起動させたままポケットへ。心配ご無用、モンスターが出現した時は、ちゃんとブルッとバイブ機能で教えてくれる。ポケットのスマホが振動したら、歩みを止め、道の端に寄り、おもむろに捕獲作業に取りかかれば良い。

これで、四六時中スマホの画面ばかり見ているがために、注意力散漫になり車にひかれる、ホームから落ちる、ということはまずなくなるはずだ。スマホの画面を見るためには、一度立ち止まり、エネポなりQなりをどこかに置いて、ということが要求されるのだから。

もしくは、誰かが設置したルアーモジュール、桜舞い散るポケストップにじっくり根を張って、ひたすらボールを獲得しモンスターの出現を待つ、というプレイスタイルにもマッチしているだろう。

・13万円前後で調達可能!

ちなみに創風機Qは、市価で3万円前後。ポータブル発電器エネポは市価10万円程度だ。特に創風機Qには、10万円で100台限定生産の越前漆(うるし)塗りモデルがある。このプレミアムモデルもまた、モンスターボールに対するスーパーボールのようであり、まさにポケモンワールドを象徴しているようだ。

この夏は、創風機Qとポータブル発電器エネポでポケモンゲットだぜ!

参考リンク:創風機Qポータブル発電機エネポ
執筆:扇風機評論家・星野祐毅
イラスト:Rocketnews24

▼こちらがモンスターボールを思わせる球状扇風機「創風機Q」
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▼そしてポータブル発電機の「エネポ」
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