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池袋と巣鴨に挟まれた駅・大塚。隣の駅が全国屈指の繁華街・池袋ということから栄えているイメージを持っている人もいるだろうが、思いの外そうでもない。意外と静かなのが、大塚である。

大きな乗換もなければ、遊ぶ場所も限られてくるため、一度も訪れたことがないという人もいるだろう。少し前まで筆者(私)もその一人であった。ところが! おにぎりを食べるためだけに下車してもいいと思えるほど、おいしいお店に巡り会うことができたのでご紹介したい。

・開店から多くのお客さんが来店

私とおにぎり店『ぼんご』の出会いは、つい先日。ホテル宿泊で偶然大塚を訪れた時であった。昼食で何を食べようか悩んでいたところ、『ぼんご』がおいしいという評判を思い出し、実際に行ってみたことがきっかけだ。

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駅から歩いてすぐ&前日に下見しておいたことで迷うことなくお店へ到着。開店時間の11時半より10分ほど前は誰も並んでいなかったが、開店時間を迎えようとしていたその時! 私は目を疑った。

というのも、どこからともなく人、人、人! 次から次へとお客さんが『ぼんご』に集結してくるではないか。土曜の午前中にして、まるでイベント会場のような熱気。開店から15分もしないうちに、店内は満席となっていた。これは期待せずにはいられない!

・まるで寿司屋のよう

まず入店前から驚かされたが、中に入ってさらにビックリ! 店内にはL字のカウンターがあり、寿司屋のような感じ。ズラッとネタケースが並んでおり、目の前で店長が丁寧かつスピーディーにおにぎりを握ってくれる。

そんな中、私は先着80人の土曜日限定セット(税込650円)を注文。おにぎりは2つ選べたので、人気メニューの鮭、明太マヨネーズをチョイスした。おにぎりができるまでの待ち時間は、店長がおにぎりを握っている姿を眺めて過ごした。本当に寿司屋さながらだ。

・おにぎりのおいしさに感動

そして肝心のお味だが、ムグッと食べてみると……お、おぉぉ……! おにぎりといえば、固いイメージがあるが、まったくの逆。ふわふわっとしており、できたて&握りたてが最高においしく、私の中のおにぎりイメージが一新された。

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新潟産のコシヒカリを使用しているため、米自体の味も最高。また、おにぎりの中には盛りだくさんの具が入っており、素晴らしいとしか言いようがない。というか、おにぎりがこんなにもおいしいものだったとは……感動を覚えずにはいられなかった。

・大塚を訪れたら食べるべし

基本的におにぎりは、ひとつ250円なので高いと感じる人もいるかもしれない。しかし、『ぼんご』のおにぎりはそれだけの価値がある。むしろ安いと思えるほど絶品であった。

今まで大塚駅で下車しなかったことが本当に悔やまれるほどのおいしさ……ドーンと胸を張り、自信を持ってオススメできるおにぎりなので、もし大塚駅周辺を訪れた際は、ぜひとも食べて欲しい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 ぼんご
住所 東京都豊島区北大塚2−26−3
時間 11:30~24:00
休日 日曜日

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.
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▼大塚駅北口から歩いて数分のところにお店はある
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▼曜日によってさまざまなサービスあり
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▼この看板だけでも人気の高さがわかる
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▼こちらはメニュー
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▼とにかく種類が多い! 全制覇したい!!
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▼セットのサラダ、ゆで玉子、とうふ汁
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▼鮭(左)と明太マヨネーズ(右)
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▼人生で食べたおにぎりの中でナンバー1! (鮭)
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▼もう1回言おう! ナンバー1! (明太マヨネーズ)
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