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一気に冬の訪れを感じる今日この頃、私(筆者)のオフィスは寒い。空調に悪意を感じるほど、外気とマッチしていない……。暖かい日には、なぜか眠気を誘うほどガンガン効いているのに、寒い日には、「冬眠させようとしてるのではッ!?」と思わず疑ってしまうほどに寒い。──大丈夫か、空調。

私は全然大丈夫じゃない。こんなんじゃ仕事あがったりだ。もうよい。空調がバカなら自分の身は自分で守るっきゃねぇ……! というわけで、私が越冬をかけ苦肉の策で偶然生み出した、門外不出、究極の奥義をご紹介する。

・自販機であったか〜い飲み物を買おう

やはり体をあたためるにはHOTなドリンクだ。しかし、自販から出てきたてのヤツらは、ちょっとアツすぎる……。直に触れるのも少々キツいほどにHOTだ。よい。それで、よい。むしろ丁度いい。布越しに触れるには。

・開封せずに股間に挟もう

そう、ホッカホカのヤツらを、今すぐに開封するのは一旦やめておこう。飲んでもヤケド必至。ここはしばし、ホッカイロ代わりに使ってみるが吉。もし手が冷えていたら、ひとまず手を。そしてある程度あたたまったと感じたら、そのままヤツを股間に挟もう。ヘンな意味じゃないから迷わなくていい。股間に、だ。

・膝掛けによるカモフラージュ必須

するとどうだろう。股間を中心に、体が瞬時に想定外の暖かさに包まれるのだ! まるで、股間から春がペガサスに乗って翔び立つように。しかし……だからと言って、いい大人が股間にモノを挟むなんて品性を疑われる。さらにそれをオフィスでやるなんて、上司に見つかったらトンデモナイ。ので、サッと膝掛けをONしよう。

・完全にコタツ

──そうすると! 「あれっ? これ……コタツ!? コタツなのコレ!? え〜っコレ完全にコタツの温もりじゃあ〜ンッッ!! 超ぉぉあったけぇぇぇぇえ!!!!」みたいな感じになる。嘘じゃない。是非やってみてほしい。マジでコタツだから。

・温度調節は本数で

ちなみに、寒過ぎて意識が朦朧(もうろう)としてきた私は、飲みつつ、ホッカイロ代わりにあたたまりつつ……のつもりで2本購入したのだが、猫舌なのでとりあえず2本同時に挟んだ。すると、コタツ「強」レベルのあたたかさで、あっというまに火照って発汗した。よって、今はまだ1本で十分だ。温度は本数に比例するので、これからの寒さに応じてうまく調節しよう。

にしても、凄まじい偉力である……。これは是非、全国のオフィスワーカーたちに試していただきたい! なお、GO羽鳥記者いわく「TMがムレる」らしく、「非常にキケン」とのことなので、男性陣においては細心の注意と工夫が必要だ。加えて、くれぐれも、開けてはいけない。開けて、油断をするとどうなるかは……各自想像して欲しい。では、健闘を祈る。

執筆:DEBUNEKO
Photo:RocketNews24.

▼寒過ぎてあらゆる布を巻きつけ保温。マララさんじゃないよ
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▼股間にHOTなドリンクを挟むとマジのマジであったかい
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