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愛知県犬山の田園地帯に、ひと昔前の大型ビデオゲーム筐体とエレメカ(ビデオゲーム以前のメカニカル筐体)、そしてさらに世界有数のピンボールコレクションまで擁する、破天荒なゲーム博物館がある。

こちらの「日本ゲーム博物館」がすごいのは、見るだけではなく実際に遊べてしまうこと。それも、入場料だけのフリープレイ状態で!

しかも、目の前に存在すること自体「奇跡」のようなレトロ筐体が、ほぼ完璧な全盛期の状態をキープしている。何からなにまでマジ信じられない魔境なのだ!

・たどり着くまでがちょっとしたゲーム感覚

そんな「日本ゲーム博物館」は、残念ながらかなり辺鄙(へんぴ)な場所にある。最寄り駅は名古屋から電車で30分の犬山駅だが、ここから先の公共交通機関はなし。渋滞が無ければタクシーで15分。タクシー代もバカにならないので、人数がいればレンタカーがオススメだ。

着いたらまずはチケット購入。入場料は1時間1000円。3時間2000円。1日フリーは3000円。これで館内のゲームが遊び放題だ。念のため言わせてもらうが、80〜90年代のゲーセンを知る人なら、驚きのスーパーレア作品が目白押し。どうか躊躇することなかれ!

・驚きの連続。おっさんはハンカチ持参で

受付の左側は、体感系の大型筐体や射撃系のアップライト筐体がぎっしりの、ビデオゲームゾーン。エミュレーターで済むような作品は置かないのがポリシーらしく、あえて状態維持の大変そうなセレクトなのが挑戦的。もうひとつ驚いたのが、現役インベーダー世代の私もあまり見たことのない、60〜70年代のメカニカルな激レアゲームも展示され、こちらもプレイオーケー。

ひと通り遊びまくったら、今度は受付右側のピンボールゾーンへ。在りし日の薄暗いゲーセンで出会った、懐かしの伝説マシンがここにも、そこにも、あそこにも!

毎度驚いてばかりだが、70年代のピンボールまで普通に遊べてしまうありさま。消耗品だらけの骨董ピンボールが、ここまで完璧な状態で保存されてるなんて……。初めて足を踏み入れたときは、目の前の光景が現実とは思えなかった!

・丸一日いても時間が足りない

子供連れが多いかと思いきや、連休中にも関わらず館内はおっさんだらけ。皆さん昔の恨みを晴らしに来たのか、目がマジだ。

てなわけで、丸一日いても全部遊びきれない圧倒的なラインナップだが、コレクションはこれだけに留まらず、頻繁に筐体の入れ替えが行われている。まったく、これが個人経営の博物館とは信じられない。国が保護すべきレベルに達している……と思うのは私だけか? 団塊のおっさんなら鼻血が出ること請け合い。絶対行ってくれ!

・今回ご紹介した施設の詳細データ

店名 日本ゲーム博物館
住所 愛知県犬山市今井山神洞9-1
時間 10:00〜17:00
休日 土、日、祝祭日のみ営業

Report : クーロン黒沢
Photo : Rocketnews24.

▼レトロゲームファンにとっては、まさに聖地
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▼拝んでから入ろう
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▼気合いの入った人たちが午前中からプレイしていた
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▼テーブル筐体は少ないが、記念碑的作品は展示されている
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▼ビデオゲーム以前のマシンも揃っていてスゴい
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▼取り扱いはていねいに……
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▼ピンボール好きなら鼻血が出そうなエリア
pinball
▼これほどのピンボール密度、他にないかも
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▼70年代の骨董ピンボールが勢揃い
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▼二階にはメンテ待ちの貴重なコレクションが!
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