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ミスには、それが許される場所と許されない場所がある。例えば軍隊などは、絶対に失敗することは許されない組織であろう。ましてや、国のお偉方の目の前で、新兵器の実演をする時なんて、どんな些細な失敗も許されないはずだ。

しかし、そんな絶対にやってはいけない失敗を、ポルトガル海軍はド派手にかましてしまったのだ。国防大臣や多数のマスコミの前で、海軍自慢の「ドローン(無人航空機)」を離陸させようとしたところ……結末はYoutube の動画で確認してほしい。

ドローンのお披露目が行われたのは、ポルトガル・リスボンにある海軍基地。実演の前、ポルトガルの防衛大臣は「ドローンは、海軍が任務を遂行する上で大きな力になるであろう」と言っていたらしいのだが……。

そのセリフは、残念ながら前フリにしかならなかったようだ。実演を終えた後数秒の間、大臣は間の抜けた表情になっていたという。それも、これだけの失態を目の前で見れば、致し方ないと言うべきだろう。

動画を見れば、「惜しい!」と思うポイントなど微塵もない。完全なる失敗である。映像を確認した人たちのコメントを一部抜粋すると……

・動画を見たネットユーザーの声

「何だこれは! 笑える!」
「本当に海軍なのか?」
「笑いたいと思う時、私はこの動画を見ているよ」
「紙飛行機の折り方を間違えたのではないか」
「落ちると思ったよ。紙飛行機ってどれもこうなるもんなあ」
「ポルトガル人の素晴らしい発想だ。潜水艦のドローンだよ」
「私の作った紙飛行機の方がもっと長く飛ぶぞ」

……などなど、海軍のドローンを完全に紙飛行機扱いしている意見も多く見られる。落下したのが有人の戦闘機でなかったことが、何よりだったと言うべきか。

参照元:YouTubeMetro(英語)
執筆:和才雄一郎

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