嬉しいとき、悲しいとき、人は涙を見せるもの。特に涙腺の弱い人であれば、笑いすぎて涙が流れるということもあるかもしれない。その涙について、こんなことを考えたことはないだろうか。「大笑いしたときの涙と、悲しんで泣くときも流れる涙は一緒?」。
この疑問を海外の写真家が見事に解明した。ローズ・リン・フィッシャーマンさんは涙を乾燥させ、涙の結晶を光学顕微鏡で撮影したのである。そうしたところ、感情の変化によって涙の性質に違いがあることを突き止めた。また目に異物が入ったときの涙も、感情による涙と異なることがわかったのである。