関東と関西のつゆは色が違うというのはよく言われる。ゆえに、関西風つゆを名乗るところは色が薄めだったりするわけだが、大阪出身の私(中澤)は東京の関西風つゆの店であんまりピンと来たことがない。お湯みたいになってるところが多いのだ。
ちゃうねん。色と一緒に味も薄くなってるわけではないねん。確かにそういう店もあるけど、ウマイとこはちゃんと旨みもコクもあんねん。この度、意外なところでその味に出会った。
関東と関西のつゆは色が違うというのはよく言われる。ゆえに、関西風つゆを名乗るところは色が薄めだったりするわけだが、大阪出身の私(中澤)は東京の関西風つゆの店であんまりピンと来たことがない。お湯みたいになってるところが多いのだ。
ちゃうねん。色と一緒に味も薄くなってるわけではないねん。確かにそういう店もあるけど、ウマイとこはちゃんと旨みもコクもあんねん。この度、意外なところでその味に出会った。
“お笑い芸人がバラエティー番組で時おり話題にする” ことでしか知らない食べ物『肉吸い(にくすい)』は、大阪のソウルフードらしい。大阪の中でもディープな雰囲気のお店で提供される傾向にあるようだ。
大阪のディープな店……それってつまり、日本で1番ディープな店ってこと(※ 諸説あります)。1人でノコノコ食べに行く勇気もなく、ここは大阪人の助けを借りることにした。人生初の肉吸い、めっちゃ楽しみやな〜!
空港を利用する前に “ここでしか食べられない限定グルメ” を調べるのが好きだ。先日も関西国際空港への移動中にパパッと検索……すると、2019年9月末にオープンした『なか卯 関西国際空港店』で販売している大阪名物の限定メニュー「肉すい」を発見した。
肉すいとは、いわゆる肉うどんの “うどん抜き” のこと。そういえば大阪滞在中に「肉すい」は食べなかったなァ~ということで、関西国際空港駅に到着するや否や『なか卯』へ直行。大阪を発つ前にナニワのソウルフードを存分に味わうことにした!
大阪名物と言えば、「お好み焼き」や「たこ焼き」「串カツ」あたりが有名だ。この3つは、“観光客がほぼ必ず食べるBig3” と言えるかもしれない。今回は、 “Big3” ほど知られているワケではないけれど、紛れもなく大阪発祥であり、ある意味で何よりも大阪らしいグルメをご紹介したい。
それは肉吸い(にくすい)。現在は全国でも食べられるようになったので、関西在住でなくても知っている人は多いだろうが、肉吸いとは、簡単に言うと肉うどんのうどん玉抜き。うどんなのに、うどん玉が入っていないのだ。その発祥の店、『千とせ』(ちとせ)に行ってきたので、肉吸いが生まれることになったエピソードと合わせてご紹介したい。