いきなりだが、アマゾンでポータブルなバスタブを買った。つまり「持ち運び可能な浴槽」である。とても軽くて組み立てが簡単なうえに足が伸ばせるほど広いらしい。浴槽がない家でも “お湯に浸かる至福のバスタイム” を楽しめるのだとか。
購入の決め手となったのは「キャンプで極上のお風呂を体験してみてはいかがでしょうか」なる売り文句。Amazon評価は1.5……だが、レビュー数が2件なので信頼度は未知数と言える。果たしてどうなのだろうか。とりあえず会社に持ち運んで、ひと風呂浴びることにした。
いきなりだが、アマゾンでポータブルなバスタブを買った。つまり「持ち運び可能な浴槽」である。とても軽くて組み立てが簡単なうえに足が伸ばせるほど広いらしい。浴槽がない家でも “お湯に浸かる至福のバスタイム” を楽しめるのだとか。
購入の決め手となったのは「キャンプで極上のお風呂を体験してみてはいかがでしょうか」なる売り文句。Amazon評価は1.5……だが、レビュー数が2件なので信頼度は未知数と言える。果たしてどうなのだろうか。とりあえず会社に持ち運んで、ひと風呂浴びることにした。
風呂というのは人に解放感を与える。全裸になって湯に浸かることで、たとえその一瞬だけでも、まるで魔法のように疲れや嫌なことから身も心も解き放ってくれる。だが、あまりの心地良さに解き放たれ過ぎてしまう人もいるようだ。
先日、初めて訪れたお風呂屋さんで、私(筆者)はこれまでにない圧倒的解放感を漂わせる「シゲ子」に出会った。シゲ子は、まるでこの世のものすべてを超越したかのような風貌で、これでもかっ! ってくらいに自らを解き放ちまくっていたのである。