観光客が増えすぎ、近年オーバーツーリズムが問題となっていた京都。渋滞、マナー問題、混雑、騒音、排気ガス……。それがコロナ禍で一変。
観光業界の苦境は察するに余りあるが、地域住民にとっては後にも先にもない、穏やかな時間が流れていたのではないだろうか。
混雑に加担している張本人がいうことではないが、旅行者にとっても「人がいない観光地」というのは魅力。「人出が戻ってきた」という情報と、「まだまだ厳しい」という情報が錯綜しているいま、現地の様子を確かめてみた。
観光客が増えすぎ、近年オーバーツーリズムが問題となっていた京都。渋滞、マナー問題、混雑、騒音、排気ガス……。それがコロナ禍で一変。
観光業界の苦境は察するに余りあるが、地域住民にとっては後にも先にもない、穏やかな時間が流れていたのではないだろうか。
混雑に加担している張本人がいうことではないが、旅行者にとっても「人がいない観光地」というのは魅力。「人出が戻ってきた」という情報と、「まだまだ厳しい」という情報が錯綜しているいま、現地の様子を確かめてみた。
2021年10月1日より緊急事態宣言が解除された。それでも全国ではまだ1000~2000人ほどの感染者が出て油断ができない日々が続いている。夫婦2人で暮らす我が家でも、人との接触を減らして帰宅後は即 手洗いうがい厳守の暮らしを送っている。
不便ながらも平和な暮らしが続いていくように思っていたのだが、ある日夫が39度という高熱を出して倒れた。
結果的に新型コロナウイルスへの感染ではなかったのだが、コロナ禍での発熱の大変さ、医療従事者の方への感謝、そして何よりも「コロナ禍だからこそ体調に気を付けなければいけない」ということを強く実感したので、共有をさせてもらいたい。
ようやく現役世代へのワクチン接種が進んできた。渋谷の大行列のニュースでもわかるとおり、若年層は「打たない」のではなく「打てない」のだというのが切実な実感だ。
筆者もやっとのことで予約が取れ、喜び勇んで1回目の接種に出かけたのだが……予想外に1週間も身動きが取れなくなってしまった。あくまで一個人の体験談で、ワクチンの副反応とは限らないのだが、なにが起きたのか聞いて欲しい。
Go To トラベルの東京追加や、渡航中止勧告解除など、コロナ収束を見越した経済対策が徐々に始まっている。秋の4連休も含め、だいぶ日常生活が戻ってきているのではないだろうか。
そもそも都市部では通勤のための満員電車など「避けようがないリスク」もある。誰しも生活しないわけにはいかず、腹をくくる面もあるだろう。
一方で、地方の小さな観光地でちょっと驚いたことがあった。必要なことだと思ったが、たぶん大規模な観光地ではできないし、求められてもいない。どういうことかお伝えしたい。