「はげ」の記事まとめ
日本には古くから「人の褌(ふんどし)で相撲を取る」ということわざがある。自分のフンドシは使わずに、他人の使用済みフンドシで相撲を取ろうとする変態力士……の意味ではなく、“他人のものを利用して自分の利益を得ようとする” ことを言う。
同じような意味のことわざとしては、「人の薄毛で育毛を語る」というものがある。さっき私(筆者)が考えたのだが、絶対にやってはいけない大罪だ。というのも……なぜか私のハゲ写真が、勝手に「薄毛対策メルマガの広告」に使われていたのである!
薄毛に悩む人たち、通称「ハゲ予備軍」の戦士たちは、死を覚悟した “サムライ” でありつつ、心のステージが極めて高い “解脱者” であると過去に述べた。あれから約2年の月日が流れたが、私は少しずつ “尊師(グル)” に近づきつつある。
もちろん私もサムライなので死は覚悟しているが(※毛根の死)、どうせ死ぬなら戦って死にたい。最後の最後まで “あがきたい” のだ。ということで今回ご紹介したいのは、今すぐ実践できる「薄毛(ハゲ)をごまかす7つの必勝テクニック」である。
ハゲている人に面と向かって「ハゲ」と言ったらどうなるか? おそらく、多くの人は「そりゃ怒るだろう」と思い込んでいるだろう。だが、それは大きな間違いだ。正々堂々とハゲている人は、「ハゲ」なんて言葉で怒ったりはしない。いたって平然、ダメージはゼロだ。
なぜ怒らないのか。なぜダメージはゼロなのか。その答えを一言で表現するならば、とうの昔に「解脱(げだつ)」しているからである。包み隠さず、ヅラも被らず、正々堂々とハゲている人は「解脱者(げだつしゃ)」といっても過言ではない。
完全にハゲている人、ならびに若ハゲ予備軍の戦士たちは「人の視線が自分のハゲに集まっている」ということを嫌というほど知っている。一瞬ながら、確実に見ている。生え際をチラチラ見ているのだ。凝視する人は滅多にいないが、見ていることはバレている。どうか気をつけてほしい。
それはさておき、そんなハゲ頭を広告スペースとして売りだした米テキサス州の男性起業家が話題になっている。彼の名前はブランドン・チコツティ。ハゲもハゲでツルッパゲ、スキンヘッドの27歳。彼の勇姿は動画「Bald billboard — using his head for advertising」でも確認できる。