2014年4月20日に、北極点単独歩行を断念した荻田泰永氏。北極海の上でただ一人、ピックアップを待ち望んでいたのだが、ようやく飛行機が彼のもとへとたどり着いた。やっと極寒の地を離れ、出発準備の地レゾリュート(カナダ)へと帰りついたようである。
「荻田泰永」の記事まとめ (4ページ目)
北極点への冒険開始から44日目に、撤退を決定した荻田泰永氏。日本時間の2014年4月20日にその決定が下されたのだが、彼はいまだ北極海の氷原にたった一人でいる。現地へのピックアップには時間がかかるうえに、悪天候が続けばピックアップは困難になるからだ。
すでに日本事務局からスタッフが向かい、彼と連絡をとりながら、迎えに行く体制を整えつつある。早ければあと1日前後で、彼をピックアップできる見込みだ。
現在北極点に向けて、単独無補給徒歩の冒険している荻田泰永氏。彼の冒険に関して、日本事務局から緊急連絡が入ったのでお伝えしたい。
冒険開始から44日目を迎えたのだが、残念なことに撤退することが決定した。
現在北極点を目指して、無補給で単独徒歩に挑んでいる荻田泰永氏。今回の冒険で強い武器になるはずのフォールディングカヤックは、結局35日目に捨てることになってしまった。
一体なぜ、武器になるはずのカヤックを捨ててしまったのだろうか? 2014年4月14日に開かれた荻田氏の冒険を詳しく伝えるトークイベント「ExpeditionはLIVEだ。」で、その一部始終が明かされたのである。これから先も冒険を続けるために、荻田氏は厳しい選択を迫られたようである。