毎週水曜19時半から、当サイトのYouTubeチャンネルで行っている1時間のライブ配信。今回は、私(佐藤)が今年のGW前からず~っとハマっている、楽曲制作AI「SUNO」を使った企画に挑戦。

1時間の配信の間に、視聴者の皆さんからコメントで歌詞を募り1曲にまとめ上げることに挑んだ。企画を実践しておきながら、正直上手く行くかどうか未知数だったのだが、やってみたら、思った以上に上手く行き、皆さんから素晴らしいフレーズをたくさん頂くことができた。

・1時間で曲作り

あらためて説明すると、SUNOは楽曲制作に特化したAIである。2024年にサービスが始まり、わずか2年の間に急速に進化して、AI音楽生成プラットフォームとして世界的に利用されている。

私はこれを使って、20代の頃に録音した未完の自作曲を、聞ける形に仕上げることができた。自作曲のストックがなくなったので、最近は自ら作詞をして曲を付けている

バンドを組むにもメンバーを集めることはできないし、そもそも防音の都合上、家で歌や楽器の演奏ができない。というか、そんな時間すらない。そんな制約を短い指示文(プロンプト)で取っ払ってくれるので、SUNOには感謝している。感謝を込めて最上位プランを使っているくらいだ。


それでどうやってライブ配信で曲作りをするかというと、コメント欄で歌詞を投稿してもらい、それをまとめてSUNOに流し込むのである。クリエイト(曲を作る)の画面の左側にある「Lylic」に歌詞を流し込めば、それに沿った曲を作ることができる


さらにその項目の下の「Style」に演奏スタイルを入力すれば、望むジャンルの音楽に仕上げることができる。ただし、必ずしも狙い通りになるわけではないので、何度もStyleを書き直して、自分の思い描く楽曲に仕上げていくのである。


配信での楽曲制作は、かなり実験的な試みとなった。おそらく、ご覧頂いている方のほとんどが曲作りをしたことがないはず。そこで、私が実践している作詞のパターンをお伝えした。その内容を要約するとこうなる。実際に作った歌詞を元に説明しよう。

構成をAメロ(verse)・Bメロ(pre-chorus)・サビ(chorus)とした場合、「起・転・結」で考える。最初はどういう形でも良いので、無理やりAメロを書き出し、続くBメロでその内容を覆す。そして、サビでまとめるといった感じだ。

ほぼすべての歌詞を、文字数に関わらず2段で “対” になるように考える。それからAメロとサビは4行、Bメロは2行で考える。これも文字数に関わらずだ。文字数はメロディをのせてみないと、多いとか少ないがわからないので、作詞の段階ではそれほどこだわらない(語呂が悪ければ、文字数を調整はするが)。

それから、サビはできるだけ聞き取りやすい言葉を選ぶようにもしている。例に挙げている曲は「会えてよかった 出会えてよかった」と同じ言葉を繰り返すことで、「会えてよかった」というメッセージを印象付けることを意識している。


配信では歌詞を募りつつ、これらの私なりのルールをお伝えした。そうしたところ、皆さん良いフレーズを次から次へとコメントしてくれて、私が考えるよりも早いスピードで仮の1番が仕上がった。

ザックリ1番の歌詞が見えてきた段階で、SUNOに流し込みStyleを「シティポップ」として曲にしてみた。

曲を2パターン制作したところ、Aメロ・Bメロはパターン1が良く、サビはパターン2が良いという結果になった。そこでこの2つのパターンの長所を掛け合わせて、新しくパターン3を創出することとなった。

……が、そこで配信終了時刻を迎えた。なので、2パターンの合体は私の宿題。次回以降に合体バージョンをお聞かせできるように、アレンジすることになったのだった。


さて次回は、現在お休み中の中澤星児が復活する予定である。彼は中国に取材に行っていたために、配信を3週間休んでいる。きっと素晴らしい報告をしてくれるはずなので、乞うご期待! 来週水曜(15日)19時半の配信で、再びお会いしましょ~!


参考リンク:YouTube「ロケットニュース24
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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