「旅行の思い出を歌にして残したい」と思い、アキル記者が1年ほど前にレポートした音楽生成AI「Suno」とやらを使ってみることにした。めっちゃ簡単に使い方を説明すると……

たとえば写真を選んで特徴を教えたら「その写真に合った曲」を勝手に作ってくれるし、自分で歌詞を入力してジャンルを選んだら、AIが気持ちよく歌ってくれるのだ。旅行の思い出だけではもったいない。ってことで……

ロケットニュースの歌も3分かからずに完成したので聞いてみてほしい。意外と感動的な歌になったぞ。

・Sunoを使ってみた

いつの間にかスマホで簡単に作曲ができる時代になっていた。音楽の知識ゼロの私でもスマホに歌詞を打ち込めば、オリジナルの歌が作れちゃうとは……

詳しい説明はアキル記者のレポートをご覧いただくとして、今回は無料プランで実際に曲を作ってみることにした。さっそく下の音符マークをクリックして、手始めに「ロケットニュースの歌」を作ってみることにした。



「テキスト」「カメラ」「オーディオ」から「テキスト」を選び、「スタイル(ジャンル)」「詞(歌詞)」「タイトル」を入力する。たとえば、こんな風に。


・ロケットニュース24の歌


スタイル:country

:ロケットニュースを見たら元気が出たって言われた。ジジイたちが楽しそうって言われたんだ。

ちょっと待ってくれ。まだ、俺たちはジジイじゃない。まだ、オッサンでいさせてくれよ。

まだ、俺たちはジジイじゃない。まだ、俺たちは……

タイトル:まだ俺たちは……


んで「作成する」ボタンをクリックして30秒ほど待つと、もう完成したようだ。できあがった歌に画像を乗っけたのが以下の動画。

意外といい歌……素人が作ったとは思えないクオリティである。とにかく作詞をスタートしてから3分もかからずにここまでできてしまうのだ。AIって恐ろしい。


・細かいリクエストは無理

ただ、「ここをもっとこうしてほしい」といった細かい変更などは不可。歌詞を入力したり、画像を取り込んだりすると、その歌詞や画像をイメージした曲を2曲作ってくれるのだ。


・マフィアの日で作曲

今度は先日公開された「マフィアの日」の画像で作詞も作曲もお願いしたら……

タイトル:オフィス マフィア・グルーヴ

:レオパードのジャケット、アイパッチの光、おじさんたちがマフィア、これが俺たちの舞台!

サングラスの詐欺師、ペラペラの明かりィ〜、デスクの後ろで、グルーヴが止まらんパーティー!

セイ what!

──という歌を作ってくれた。詳しくは動画のとおりだが、デタラメな歌詞も意外と悪くないだろう。

もちろん「旅の思い出」も作曲してもらって大満足。完成した曲はダウンロードできるが、アップロードして問題が起こったら自己責任とのこと。複数アカウントで無料分を使うのはNGなどのルールもあり。それでも十分楽しめるので興味があれば皆さんもどうぞ!


参考リンク:Suno
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼『弘前の愛人』

▼『まだ俺たちは…』

▼「Suno」が作詞・作曲した3曲