つい先日、新しいシャツでも買うかとドンキを覗いた。暑くなってきただけに「接触冷感」や「ヒンヤリ」といった文言が並んでいたが、ちょっと違う角度から攻めたものも売られていて気になった。

ずばり、プライベートブランドの「反則的にきもちいいTシャツ」がそう。多くの衣類が涼しさの方を向いているなか、着心地に全振りしてくるとは! 意外に盲点……!?

・開封してみた

それにしても「反則的にきもちいい」って、一体どれくらいイイものだろう。実際に着てみたくなったので買ってみた。


「反則的にきもちいいTシャツ」は2枚入りで値段は1419円。パケには「肌触りフェチにこの逸品」「ずーーっと触っていたいほど」「まるで赤ちゃんの肌のよう」──などなど攻めた “ドンキ節” が並んでいて期待が高まる。

ちなみに一般的な繊維より約3倍極細なものを束ねて仕上げているから、しなやかで柔らかいそうな。また、ブラシを使い表面を超細かく起毛させることでクリーミーなタッチ感にもなっているらしい。


で、中身はこんな感じ。まぁどこにもあるシャツなのだが、着ようとしたら「えっ」と思わず声を出してしまった。そう……


な、なんとコレ……


長袖なのである(泣)



・着心地はよい

猛暑日がどうのこうのと言われている時期なのに、まさかの長袖なんて着心地の次元じゃなかった。Tシャツと書かれていたから何も気にせず買った私が悪いのだが、とにかくやってしまったことには違いない……。

そういえば「値下げ」と書かれていたような……とも思ったけど、もう買っちゃったものは仕方ない。シャツ自体が反則的に気持ちいいのは変わらないから、袖を通して確かめてみるとしよう。


てことで……



フム


確かにふわっとしていて気持ちいい……が、ぶっ飛ぶほどのものがあるかと言われたらそうでもないかも。個人的な感覚としてはそうだなぁ……ユニクロのヒートテックに近かった。

そしてどちらかといえば、この服は部屋着なタイプ。サラサラよりもしっかり&ふわっとしているから冷房の効いた部屋で着るとグッと気持ちよさが増すかな……といったところだ。


素材はポリエステル90%、ポリウレタン10%。肌触りは素材によって好みが分かれるものだし、この組み合わせで「おっ! ポリ×ポリ!!」と思った人は手にとってみるといいだろう。


個人的には好きな素材だし、「クリーミーなタッチ」は言い得て妙。さすがに長袖だと暑い時期には使えないが、生地自体は腕の部分までしっかりしていることから涼しくなってきたら愛用しそうな気がする。



・半袖もある

……と完全に長袖しかないようなトーンでお届けしてきたが、店舗によって半袖が売られている。店舗上限価格は3289円(2枚入り)。サイズはM、L、LL、それからカラーは白と黒の2種展開だ。

1枚1000円オーバーとなってくるとちょっと高く感じるのはおいといて、着心地のいいインナーを探している人には刺さるかも。ぜひチェックしてみてほしい。


参考リンク:情熱価格「反則的に気持ちいいTシャツ」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼裏にもドンキ節