ステーキ店や焼肉店が安くなるのは大体29日。あるいは2月9日だ。お察しのように(29)ニクの日だからなのだが、本記事で紹介する「ジュークステーキ」は毎月19日に安くなる。
つまり今日! 3月19日にジュークステーキへ行ったらメチャクチャ安く済むぞ〜!
──と言われたところで、そもそもジュークステーキとは? となっている人が一定数いるかと思う。当然である。ジュークステーキは「いきなり!ステーキ」や「フォルクス」といった有名ステーキチェーンではない。
店舗数だって、ジュークステーキはめっちゃ少い。公式サイトで確認する限り、秋葉原と池袋の2店舗のみとなっている(2024年3月18日時点)。
しかも、営業時間はどちらの店舗も11:30〜14:30。昼しかやっていないのだ。
夜はというと、どちらの店舗も「テング酒場」となる。つまるところ、「ジュークステーキ」はテング酒場と同系列のチェーン。
というか、テング酒場が昼だけジュークステーキとして営業していると言ったほうがいいかもしれない。
テング酒場といえばコスパ優良な居酒屋であるが、ジュークステーキも同じく素晴らしいコスパである。メニューを見ると、こんな感じ。
熟成牛はらみステーキセット150gが990円で、200gが1290円。熟成牛はらみステーキガーリックバターセット150gが1090円で、200gが1390円となっている。
また自家製粗挽きハンバーグセットのレギュラー(225g)が990円で、チーズハンバーグセットのレギュラー(225g)が1190円……という感じ。
いずれもセットなので、ライス・スープ・サラダが付いての価格というのを忘れてはいけない。さらに、ライスは大盛りも無料。
これは安い。かなり安いぞ。ハラミだから単純に比較はできないが、体感としては「いきなり!ステーキ」よりコスパが高いかも。
だったら大盛りでもいいか……という心理が働き、今回は「熟成牛はらみステーキガーリックバターセット」の1ポンド(450g / 2190円)に決定。
数分後、やってきたステーキは……
正直なところ、鮮やかな彩りとは言い難い。だがその無骨なところが「無駄を排除してコスパに全振りしました」という感じがして、逆に心地いい。
また、肉の1枚1枚はメチャクチャ分厚いわけではないのだが、それが何枚も折り重なっているので結構な迫力である。
食べてみると、当然ながらハラミなのでトロけるような食感ではない。しかし良い意味で歯ごたえがあって、赤身肉が大好きな私にとってはどストライクな味だった。
これはいい店を見つけた〜と思ったら!
冒頭で述べた通りだ。私が訪れた18日は通常価格で、19日だったら1ポンドの「熟成はらみステーキセット」でも1290円とある。
まぁ、インスタのアカウントをフォローするなどの条件もあるようだが、1ポンドのステーキにライス・スープ・サラダがついて1290円はコスパお化け。
本音を言うと、ちょっと悔しい。訪れる日が1日ズレてたらもっと安く済んだのに……と思わなくもないが、そのおかげで「今日は安くなるぞ」と記事でお伝えできたから結果オーライだと考えるようにしよう。
なにより、「ジュークステーキ」の存在を知れたことの方がデカい。今はまだ店舗数が少ないが、安くて美味いから今後拡大する可能性は大いにあると思われる。近隣に店舗がない方は期待して待たれよ。
参考リンク:ジュークステーキ「店舗検索」、Instagram @jukesteak_shinjuku
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼池袋サンシャイン大通り店は最近オープンしたもよう。前はもっと店舗があったようだが、いくつかが閉店したようだ
▼付け合せのサラダ&スープ
▼こちらは「熟成牛はらみステーキガーリックバター」で、「熟成牛はらみステーキセット」より100円高くなる