もしかして、次に来るかも? そう予感させる肉のお店が東京・渋谷に誕生していた。

そのお店「センタービーフ」は、ステーキライスのお店である。利用してみたところ、メニューのバリエーションが豊富で味もよく、なおかつホスピタリティを感じられることから、人気が出る可能性を強く感じたぞ。これは来る! 多分、次にブレイクの波が来そうな肉の店だ

・ステーキライスのお店

センタービーフ本店は横浜・関内にあり、2022年3月、老舗フレンチ「コンコンブル」の跡地に渋谷店をオープンしている。


ステーキライス? 近頃は「ハンバーグ+ライス」や「マグロ+ライス」といったような、メインとご飯の組み合わせを売りにするお店が増えているけど、ここもその流れに乗って流行りそうな予感がするぞ。


・カスタム要素

メニューを見ると、ステーキライスはS・M・L・XL・メガ・スーパーメガの5サイズある。肉の量はSサイズが90グラム、以後、1サイズごとに40グラムずつ増えるとのこと。ライス大盛りはプラス税込100円なのだが、平日ランチに限り無料になっている。


さらにライスも4種類用意されている上にトッピングも豊富。カスタム要素が多くて迷ってしまうな。


私はLサイズ(税込1590円)で、60%が野菜のサラダライス(+税込240円)にして、名物のマッシュポテト(+税込200円)をトッピングした。久々にこんな肉盛り料理を食べるんだけど、完食できるかな……。


・ナイフを使わない

そして出てきた “肉の花” 、これがセンタービーフのステーキライス!


てっぺんにのっている白い塊はホイップバター、肉の赤身とサラダの緑のコントラストが美しい!!


肉をひと切れ食べると、とっても柔らかくてジューシー! 厳選したメス牛を仕入れて30日以上長期熟成し、余分な脂やスジを取り除いたのちに、さらに真空状態で48時間寝かせているというから、大変手間がかかっている。


意外にも、コレを食べるのにナイフを使わない。というのも、ひと切れが小さいのでナイフで切り分ける必要がなく、スプーン・フォークでそのまま食べられる。

デカすぎて噛み切れなかったりする心配がないのだ。これは助かる。飲み込む力の弱い年配の人でも安心ではないだろうか。とてもホスピタリティを感じる気遣いである。

そう思いながら食べ進めていたら、Lサイズは あっさり胃袋に収まった。


なお、ライスの米は「つきあかり」という銘柄で、社内で試食を繰り返してたどり着いたオリジナル米とのこと。残念ながら、そのこだわりはそれほど感じることができなかった……。というのも肉の味が強いからだ。

ガーリックバターライスならこの肉に負けないかもしれない。


ちなみにステーキライスのほかに、カレー(7種類)・ステーキ(3種類)・ビーフシチューもある。とにかくメニューが豊富だ。

肉にこだわっているから、これらの料理も美味いに違いない。こりゃ、また行かなくては! センタービーフは肉好きの食欲を満たす店といっていいだろう。今後店舗が増える予感がヒシヒシとするぞ!


・今回訪問した店舗の情報

店名 ステーキライスの店 センタービーフ 渋谷店
住所 東京都渋谷区渋谷1丁目12-14 707渋谷ビル1F
時間 10:00~21:00 金土祝前10:00~21:30

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24