あなたは覚えているだろうか? 今から約半年前、東京・三鷹にオープンした松屋の新業態「ステーキ屋松」の衝撃を。私(あひるねこ)も開店初日に現場へ駆け付けたが、圧倒的なまでの味とコスパには驚かされたものだ。ありゃスゲぇぞ……。

ただ、三鷹という少々行きにくい立地は人を選んだのも事実。指をくわえて見ているだけの松屋ファンも多かったのではないか? 今回はそんなあなたに朗報である! 「ステーキ屋松」の2号店が、東京・下北沢にオープンしたのだ!! 悪いことは言わん、今すぐ行け。

・待望の2号店

本日2019年10月1日、下北沢にオープンした「ステーキ屋松」2号店。前日行われたプレオープンに参加してきたので、その模様をお伝えしたい。小田急線下北沢駅から歩くこと約5分。建物の2階に上がった私を、松屋が誇る最強ステーキ店が出迎えてくれた。

松屋らしく先に食券を購入してから中に入る。料金は一部メニューを除き、基本的に三鷹店とほぼ同じと思っていいだろう。おそらく客のほとんどが注文するはずの『松ステーキ 200g』は税込1000円だ。もちろんサラダバー・スープバーがセットになっているぞ。

・サラダ&スープはセルフ

このダブルバーが相変わらず充実しており、サラダは生野菜の他にコーンやポテサラが用意されている。スープ用にワカメが置いてあるのも嬉しいね。このバーだけでもだいぶ戦えるのは言うまでもない。

・最強ステーキ

ただね、やはり主役は肉なんですわ。牛の肩甲骨付近の部位であるミスジを使った『松ステーキ』……。私も対面するのは半年ぶりだ。紙エプロンを身に着け待っていると、ジュージューといい声で鳴きながら溶岩石に乗せられたステーキが到着! キタキタァァァァァアアア!!


諸君、これが松屋が誇る……


『松ステーキ』だッッ!

200gとは言え、まさに肉の塊的ルックスのミスジステーキは迫力満点。ほとばしる熱気とともに、「ワテ、肉やで!」という熱いドヤ感がひしひしと伝わってくるではないか。そこにナイフを……刺す!

・すべてお好みで

見た目以上に柔らかい肉質の『松ステーキ』だが、中はかなりレアな状態だ。ここからは肉を溶岩石に押し当て、自身の好みの焼き加減に調節していこう。

調味料は各種ソースに塩・胡椒、醤油にわさび、おろしにんにくなど何でも揃っている。つまり焼き加減、味付けは客側がすべてコントロールするわけだ。各自、いろいろ試しながら食べ進めていってほしい。で、肝心の肉だけど、これがやっぱりウマいんだよなぁ。

・絶妙なコスパ

肉っぽいゴツっとした食感ながらも肉自体は柔らかく、なのに脂身がとことん少ないのが『松ステーキ』の特徴である。三鷹店の時も思ったが、これでピッタリ1000円というのが極めて絶妙だ。1000円の割にはちょっとだけ上質で、ちょっとだけ高級。よって客の満足度はすこぶる高い。上手い。

・ぶっ壊す

もうね、ぶっ壊しにかかっていますよ。いきなりステーキを。笑顔で握り拳を作りながら「いきなりステーキをぶっ壊す!」と言っている姿しか見えないではないか。怖えーよ、マジでやりそうだよ。

・拡大予定?

というのも、松屋の広報によると「ステーキ屋松」は、今後さらに店舗を増やす可能性があるようなのだ。新宿や渋谷のような都心、そして東京以外の県への出店も十分あり得るとのこと。もちろん詳細はまだ未定だが、なんとも期待が膨らむ話である。

・頑張れ

しかし、そうなると本気で いきなりステーキのことが心配になってしまうな。それくらい「ステーキ屋松」は圧倒的なのだ。心配なので、とりあえずエールを送っておこう。頑張れいきなりステーキ! 負けるないきなりステーキ! みんな、いきなりステーキを応援しよう!!


– 完 –

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 ステーキ屋松 下北沢店
住所 東京都世田谷区北沢2-14-2 ジョー3ビル 2F
時間 11:00〜22:00
休日 なし

参考リンク:松屋
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼下北沢店のメニュー。

▼三鷹店同様、あらゆる調味料が用意されている。

▼メインメニューはサラダバーとスープバー付き。

▼ライスは税込150円で大盛り無料だ。

▼ステーキ屋松、強い……!

▼三鷹店の記事はこちら!

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