航空券込み5万円以内でフィリピン・マニラを満喫できるのか試したら想定外の大豪遊!【5万円海外旅行】(2ページ目 / 1ページ目はコチラ


・航空券

今回もチケットはExpedia(エクスペディア)。なぜいつもExpediaを使うのかといえば、日によって変わる航空券の価格を把握しやすいからである(※PCで検索する場合)。


そして今回の東京〜マニラ往復24940円を発見したのは、だいぶ前の2023年10月12日。このくらい前もって調べまくっておかないと、なかなか目玉商品は見つけにくい。


航空会社はLCCの「AirAsia」で、行きは成田を11:25発のマニラに15:05到着。なかなか良い。しかし帰りは明け方4:45マニラ発……という空港1泊必至チケットだ。


・宿

航空券は早めに取るが、宿はそこまで急がない。特に今回は忙しすぎたこともあり、宿を取ったのは出発2日前。トイレ&シャワー付きのシングルルームが1757円とのことなのでサクッと予約。


・ビザ

日本国籍の人は、ノービザで最大30日間滞在可能。なのでビザ代などは無しである。フィリピンって気軽に行ける国なのね〜。


それでは……


行ってきまーす!



【1日目】

成田空港の第3ターミナルから出発し、4時間40分ほどのフライトを経てマニラのニノイ・アキノ国際空港に到着。は、早い! フィリピンって距離的にも近い国だったのね〜。


まずは空港で両替。いろいろ事前に調べたところ、「空港の両替所はレートが悪いので移動費くらいの少額を両替するだけにして、街中で本格的に両替した方がお得」との情報を得ていたのでその通りにした。


空港内に数ある両替所の中でも、最も行列ができている店を選んだ……のだが、結果的に、その後、この空港内の「行列の絶えない両替所」より良いレートの両替所を街中で見つけることはできなかった。


私のリサーチ力が不足しているといえばそれまでだが、今回ちょっと思ったのは「混んでいる両替所にはそれなりの理由がある」ということ。最初に全額両替しちゃえばよかったナ……。



さてと、ここからは市内へ移動。なんか安いバスとかあるのかなと思いながら事前にいろいろと調べたのだが、どうも普通のメータータクシーが安くて便利らしい。


実際にタクシー乗り場に行ってみると、数名の旅行者以外は、現地の方と思しき人たちで大行列! 両替所と同じく、行列しているところには意味があるのかな……と思ったり。


本でも読みながら30分ほど並んで、やっとこさ自分の番。もう時刻も17時を過ぎていたので、とりあえず宿へ向かってもらうことに。


最初は「300ペソで」と言ってきたが、強気に「メーター!」と意思表示したらメーターにしてくれた。結果、パサイ市の「Gil Puyat駅」近くにある宿まで183ペソ(481円)で行けた。



なんか下町めいた路地を歩いた先に、


予約しておいたホテルはあった。


エントランスはビジホっぽくてとても綺麗。


んで、部屋は……


扇風機あり、エアコンなし、テレビはつかず。いちおうベッドをめくってトコジラミ(南京虫)チェックしたが、いなかった。


あとは小さなシンク的な場所があって、


「便座のないトイレ」に、水シャワー。※用を足すときは空気イス


ちなみに外に面した窓はないが、


まくらの上の窓は、すぐ廊下、みたいな狭い部屋である。1757円なら、こんなもんか。十分十分、全然OK。



とりあえず荷物を置いて、近所を探索。


これがフィリピンか……。


嫌いじゃない……。


いや……


むしろ好き!


このジプニー(乗合バス)も、乗り方が難しそうだけど、乗ってみたいなぁ……。


とかなんだとかやってたら、


フィリピン経験者のマイ嬢(ロケットニュース編集部のお手伝い役)から事前に教えてもらっていたファストフード店『ジョリビー(Jollibee)』があったので入店!


入店直後、いきなり店員さんたちとジョリビーのマスコットキャラが店内で踊り出したので楽しい気持ちになった!


注文したのは、スパイシーなチキンと、スパゲッティ。


うん、なんというか、いかにもファストフードな感じだけど、逆にホッとするジャンクな味。よきよき。価格は164ペソ(431円)。



その後、さらにショッピングセンター的なビルの内部をチェックしてみると、フードコートがあった。何か甘いものが食べたいな〜……


お、UBE(ウベ / 紫イモ)じゃん! しかもなんだろう? バターみたいなのが挟まってて、さらに春巻きみたいに揚げてある!


さっそく注文。10分ほど待つと、揚げたてが出てきた!


うまい〜〜〜〜〜! なんかモチモチしてて、餅米みたいな感じがするなぁ。そしてジャンクに甘くて実に美味しい。ちなみに価格は49ペソ(129円)。


さらに同施設にはデカいスーパーもあったので、


宿に帰ってからのオヤツ用に、東南アジアではよく見かける「ポメロ」って果物をゲット。1パック79ペソ(209円)。


あとは自分へのお土産用に、少し高価な石けん。114ペソ(302円)。


職場のみんなへのばら撒き土産も、早々にゲット。お菓子2パックで113ペソ(297円)。


さらに! このショッピングセンターのロゴが入った、実にオシャレなバッグがあったので即ゲット! 価格は54ペソ(144円)。


もうなんかすでにチョー楽しいんですけど。



その後はコンビニ(セブン)で500mlのコーラを45ペソ(118円)、お水を17ペソ(45円)、さらにビール(サンミゲル)を75ペソ(197円)でゲットしつつ、


とどめとばかりに、宿の近くにあったオシャレなカフェ的なお店で……


激甘のフラッペを購入! 価格は90ペソ(237円)。なんだかいつもの5万円旅とは違って、やたらと豪勢な感じになっている。


そして宿に帰って、フラッペを飲んだりビールを飲んだり、ポメロを食べたり(※ポメロは、タイやベトナムのほうが美味しいかも)、明日の作戦を立てたりして……


おやすみなさい。



楽しいな〜、フィリピン。まだ到着してから数時間しか経っていないのに、もうすでに、私はフィリピンの虜(とりこ)になっていた。


ちなみにこの時点での残高は、ななな、なんと20713円! まだ2万円以上もお金があるなんて、未だかつてあっただろうか?(ない)


果たして明日1日だけで残高2万円は使い果たせるのだろうか?(←思いっきり無理だった) 限界まで豪遊した2日目の様子は次ページへGO!


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:Expedia(エクスペディア)
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]