航空券込み5万円以内でフィリピン・マニラを満喫できるのか試したら想定外の大豪遊!【5万円海外旅行】(3ページ目 / 1ページ目はコチラ


【2日目】

起床後、まずは朝メシ。どうしてもフィリピン名物の「Pan De Sal(パンデサル)」というパンを体験したかった私は、マクドナルドの朝マックで食べられるとの情報をキャッチした。


注文したのは「チーズィー エッグデサル(Cheesy Eggdesal)」148ペソ(390円)。チーズマフィン的なバーガーと、ハッシュポテト、そしてソフトドリンクが付いているセットなのだが……


これが劇的にウマすぎた! なんだこれ! 今まで食べたことない食べ物だぞナンダコレ!


パンが美味しいのはもちろんなのだが、チーズと、なんだろこれ、ソーセージ? すさまじいマリアージュでとにかくウマイ。フィリピン行ったら絶対に食べた方がいい!


そして食べ終えたあとのコーヒーが、またウマイこと! あ〜、なんか頑張って「地元民に評判!」みたいな店を攻めず、素直にマックに行ってよかった。早くも大満足!



そんで宿に帰って身支度を整えてチェックアウト。これから明日の午前4:45まで、ずっとバックパックを背負っての旅になる。しかしそれこそが5万円旅の醍醐味。


コンビニで500mlのコーラ(45ペソ / 119円)と、お水(21ペソ / 55円)を購入。なお、私がたびたびコーラを買うのは、疲労時の回復や、エネルギー補給のため。


これは若かりし頃やってたバックパッカー経験で身につけた旅の知恵。究極にまで疲れたら、世界のどこにでも売っているコカ・コーラ。私はそんなコーラが大好きだ。



そんなこんなでバックパックを背負いながらテクテクと歩き、向かった先は、


フィリピン名物「レチョン(豚の丸焼き)」の有名店『Lydias Lechon』。


店員さんに「1人でも満足できるレチョンをお願いします」とオーダーしたところ、


こんな感じなのがやってまいりました。せっかくなので、ソフトドリンクは水ではなく豪勢にスプライト。価格は合計548ペソ(1444円)なり。


これがレチョン……! 皮は香ばしくパリパリ。お肉もジューシー、かつワイルド。


マサラップ(Masarap / おいしい)で〜す!



その後はじっくり市内を探索。せっかくなので、アクティビティとしてジプニー(乗合バス)にもチャレンジしてみた。


行きたいエリアの目星をつけて、ジプニーが来るたびに交渉するも、なかなか目的地の方面に行くバスと巡り会えず、5台ほど未遂に終わる。


しかし6台目のジプニーで、やっとこさ「よし、乗れ!」と運転手のオッチャンが言ってくれた。運賃はオッチャンに手渡し。13ペソ(34円)。


他の乗客からも運賃を手渡されるので、それをオッチャンに手渡しで渡したりもした。おお〜、これがジプニーか〜!


が!


よくわからないところで降ろされた(笑)


たぶんだけど、オッチャン、「このあたりから出てる電車に乗れば目的地まで行ける」って意味で、電車の駅近くに降ろしてくれたんだと思う。


しかしこの「どこだかわからないところに降ろされる」もまた旅の醍醐味。旅人に優しかっったオッチャン、サラマット〜(ありがとう〜)!



その後はテクテクと、ひたすら徒歩で移動することにした。


やがて……


海だ!


これがマニラ湾か……。


正直、ややドブ臭い海だけど、


青く澄んだ空と海に想いを馳せる。




しばし黄昏(たそがれ)た後、また街の方に向かって歩いていると、どうしても食べたかったフィリピン名物スイーツ「ハロハロ(Halo Halo)」の看板を掲げるお店『Max’s Restaurant)』が!


さすがにジャイアントは無理だけど……


このレギューラーサイズ(129ペソ / 338円)のハロハロが……


\(^o^)/うますぎた!\(^o^)/


どんなスイーツなのかというと、ベトナムの「チェー」ってスイーツにアイスとかをブッ込んで、さらにバカっぽくジャンクにした感じとでも言おうか。


んで、あまりにも最高すぎたので……


すぐ近くにあった別の中華レストラン『Chowking(チョウキン)』に行って……


本日2回目のハロハロ!(90ペソ / 236円)


さっきよりもジャンク度がマシマシで笑うほどウマイ!



そんなこんなでハロハロまみれになっていると、もう時刻は16時すぎ。いよいよ旅もクロージングに入っていく感じだ。


ということで私が向かおうとしたのは『NUAT THAI(ヌアッタイ)』という評判の良いマッサージチェーン店。


地図を見ると、少し遠いので、その辺にいたバイタク(バイクタクシー)のお姉さんに相談してみると、

60ペソ(157円)で連れて行ってくれることになった!


こういうサイドカー式のバイタクは初めて。視線が低いので、まるで自分がゴーカートのような乗り物を運転している気分になってきて実に楽しい。


お姉さん、サラマット〜(ありがとう〜)!



そしてやってきたのが大評判マッサージチェーンの『NUAT THAI(ヌアッタイ)』。


残金は余るほどあるので、スタッフさんオススメの「ボディスクラブ whth タイボディマッサージ(2時間半)」で行くことに。


価格は1600ペソ(4193円)だが、全然よゆう〜!


言うまでもなく最高だった。


あまりにも気持ち良過ぎたので、マッサージ師さんにチップも渡した。100ペソ(262円)。



外に出ると、もう完全に夜。あとは夜ごはんを食べて終わりかな〜みたいな。んで、向かった先は、


今回のマニラ旅中、何度も何度も目にしたチェーン店『mang INASAL』ってとこ。


実は正直、中に入るまで何の店なのかわかっていなかった。でも勇気を出して入店すると……


あ〜っ、食べたいと思ってたフィリピン料理「シシグ(Sisig)」がある〜!


シシグってのは、地球の歩き方によると「炭火で焼いた豚の耳や顔の部分を刻み、ガーリックやオニオンで炒めたもの」らしいのだが、


これがホントのホントに激ウマで、なんなら今回の旅ナンバーワンはこのシシグに捧げたいってくらいに絶品だった。


また食べたいな〜。日本でも近い味、再現したいな〜。


さらに!


すみません、本日3回目のハロハロも行かせてもらいました……。もうホントにハロハロ最高。時間さえあればあと5回は食べたいってくらいハロハロLOVE。


ちなみに、そのほか定員さんオススメのドリンク(甘い紅茶みたいなやつ)も付いて、合計213ペソ(558円)だった。安っ!



もう時刻は21時。しかしフライトは明日の午前4時なので、欲張ってもういっちょマッサージをキメることに。


向かった先は、もちろん人気チェーンの『NUAT THAI(ヌアッタイ)』だ。


もうボディはやったので、今回はフットマッサージとヘッドマッサージ、あわせて1時間半のコースをお願いすることに。よく歩いたし。


はい、最高です。価格は800ペソ(2097円)でした。


そして時刻は23時。こんな時間まで遊べちゃうのが、逆に激安LCCの「オイオイっていうフライト時間のチケット」の良いところでもある。


帰りもタクシーで空港まで。運転手さんによると、「セブ島はマニラみたいに混雑してるから、次はパラワンに行くといい」と言っていた。


実はパラワン、わたし、5万円旅行関係なく、いつかはプライベートで行ってみたい場所だった。


よって、そこからは運転手さんとパラワン談義で盛り上がり、


けっこうな渋滞もあって時間はかかったが、楽しく空港まで戻って来れた。


なお、最初からメーターにしてくれたが、渋滞もあってか帰りのタクシーは408ペソ(1067円)もかかってしまった。


でも……


まだ9763円も残ってる〜〜〜〜〜!


てな感じで、こんだけ大豪遊したのに、飛行機代、宿代、メシ代、おみやげ代、マッサージ代、現地での移動費混みで、40237円しか使わなかった……という衝撃的な結果と相成ったのである。



物価の安さもそうだけど、とにかく人が良かった。気候も私にピッタリ合ってた。なにげにメシもジャストミートだっだし、何もかもが最高だった。


また行くと思う。夢はパラワン。でも次は……たぶん5万円以内で、どこか近場の島に行く!


楽しい時間をサラマッポ(どうもありがとう)。ハンガン サ ムリ!(また会う日まで!)


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

▼この旅を90秒にまとめた動画もあるのでぜひ観てね!


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