当サイトでも以前に紹介されたことのある、TSUTAYAのシェアラウンジ。筆者も数回利用したことがあるが、フリードリンク・スナックにWi-Fi・電源完備、落ち着いた空間と、控えめに言って天国である。


つい先日 渋谷拠点がリニューアルオープンし、相当な話題になっているらしい。こりゃ他の店舗もしばらく混むかな~……なんて思いながら歩いていた筆者の目に、突如こんな文字列が飛び込んできた──


シェアラウンジ。


でも、TSUTAYAとは違う……??


なんだこれは?


その場でざっと調べてみたところ、どうやらこれは東京を中心に拠点を構える「goodoffice」なるシェアオフィス。基本的には月額会員制だが、ここ二子玉川拠点は非会員でも都度料金で利用できるらしい。

要するにコワーキングスペースか……。しかし、天下のTSUTAYAと同じ名前を名乗るとは なかなかの度胸。どんな違いがあるのか気になったので、入ってみることにした。



・goodofficeのシェアラウンジ


まず受付。料金は先払いで、現金、クレジット、各種電子マネーが利用可能。


詳しい料金体系とかはこんな感じ。TSUTAYAより まあまあ安い

通常1時間あたり880円だが、キャンペーン中だったらしく最初の60分が660円で利用できた。5分超えた時点で延長料金が加算されるとのこと。


利用中を示す首掛け式のカードを受け取って、中へ。

フリードリンクはコーヒーマシンと、紅茶のティーバッグ。フリーズドライのお味噌汁やスープもあった。


スナックはこんな感じ。


座席は全体的にTSUTAYAより開放的で、カフェのテーブルみたいなレイアウト。でもしっかり全席電源があるし、窓際やPC席など、一部仕切りがついた席もある。

集中エリアを除く全エリアでミーティングなども可。筆者の滞在中にもオンラインミーティングの声がちらほら聞こえたが、そこまで気にはならない程度。


景色が見える窓際の席に陣取って コーヒーとチョコレートをお供にPC作業をしていたら、あっという間に1時間が過ぎていた。



・仕事目的ならこっちかも


goodofficeのシェアラウンジ、普通に優秀なコワーキングスペースであった。

確かにTSUTAYAのシェアラウンジと比べると、フリードリンク・スナックの品数や全体的な席数は かなりこじんまりとしている。……が、「コワーキングスペースならこれで十分ではないか?」というのが筆者の感想である。


TSUTAYAのシェアラウンジは、スナック片手に友人や家族と語らったりゲームしたりと、利用シーンや客層は多岐にわたっている。そのため、ガッツリ作業するにはちょっと誘惑が多いかな? と思うこともあった(アルコールプランとかね……)。


対してこちらのラウンジは、基本的には「ワーキング」前提。Wi-Fiや電源も揃っているし、どちらかというと「塾の自習室」のような感じ。基本的には会員制であることも、客層や雰囲気が落ち着いている一因であろう。作業に集中するには最適な空間といえる。

ドリンクやスナックはあくまでそのお供的な扱い。それくらいなら この程度でいいよね……と、筆者には思えたのであった。


TSUTAYAのシェアラウンジは贅沢なリラックスタイムに、goodofficeのシェアラウンジは集中したいときに。そんな感じで使い分けるのも1つの道ではないだろうか。


最後に1つだけ注意を。今のところ、非会員がドロップイン利用できるのは ここ二子玉川拠点だけのよう。他の拠点はどこも月額会員のみとなっているので、フラッと行かないようにね!


参考リンク:goodoffice
執筆:砂付近
Photo:Rocketnews24.

▼ちなみに、日本橋拠点にはサウナまであるそうな。月額2万円弱でワーキングスペース+サウナが使い放題って、人によってはこっちのほうが天国かもしれない。