きっかけは「素材を生かした クミンと赤唐辛子の鶏がらスープカレー」だった。250gで、販売価格は490円。通りがかった無印でレジ近くにあったため、なんとなく買って帰って食ったら美味かったのだ。

もう1回買ってくるか……と思い無印の公式HPを見たら、実はこれが11月29日より発売された3つある新作のうちの1つであることが発覚。これは3種全て試してレビューするしかねぇ!

・3種

という流れで、公式HPの在庫確認で全て揃っているとされる無印へ。カレーコーナーに行くと目的のものが陳列されていた。


「素材を生かした クミンと赤唐辛子の鶏がらスープカレー」の他は、「素材を生かした とんこつと和風だしのクリーミースープカレー」と、「素材を生かした カルダモンと青唐辛子のスパイシースープカレー」だ。


素材を生かした系スープカレーが今年の冬の無印のスタイルと見ていいだろう。値段は全て490円。合わせて食べるライスは、やはり無印のジャスミン米(290円)にした。


・クミンと赤唐辛子

まずはきっかけとなった「素材を生かした クミンと赤唐辛子の鶏がらスープカレー」からいこう。


辛そうな赤。存在感のあるジャガイモと、それなりなサイズの豚バラ肉が入っている。

ビジュアル的に唐辛子が強そうに思えるかもしれないが、実は食べるとそんなに辛くない。3種類の中では2番目の辛さだ。

かなり煮込まれているようで、レンコンがジャガイモと相違ないほどに柔らかくなっている。

数多のスパイスの味が強く感じられる、気合の入った仕様だ。


・カルダモンと青唐辛子

それと対になりそうなのが「素材を生かした カルダモンと青唐辛子のスパイシースープカレー」だ。


辛さはこいつが最も強い。青唐辛子の喉を刺すような刺激を堪能できる。そしてカルダモンの爽やかな香り。

その他のスパイスの主張は、赤唐辛子の方に劣る。商品名にたがわず、青唐辛子とカルダモンが主役だ。

個人的にはこいつが一番美味く感じた。


・豚骨

最後は3種の中で毛色の違う「素材を生かした とんこつと和風だしのクリーミースープカレー」だ。


スープが明らかに豚骨のビジュアル。


入っている具材の種類が他2種と違う点も特徴の1つだろう。ウズラの卵やベビーコーンが入っている。

最もマイルドな仕上がりで、辛さはほとんど感じない。クリーミーな豚骨スープの中に様々なスパイスの香りが漂う仕様。

ということで、実に美味かった無印の新作カレー3種。きっかけはクミンと赤唐辛子で、一番好ましく感じたのはカルダモンと青唐辛子だったが、とんこつと和風だしも含め3種とも間違いないクオリティだ。ぜひ試してみてくれ。

参考リンク:無印良品
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.