夜道は暗くて危ないので散歩をする際には、何かしら光るアイテムを身につけて存在をアピールした方が良いだろう。おそらく今回ご紹介するワークマンの防寒着は、そんな意図を持って開発された商品だと思われる……だがしかし

いくら何でもやり過ぎている気がするのだ。そんなに光らなくても……詳しくは以下をご覧いただきたい。

・たぶんやり過ぎているワークマン

ワークマンで購入したのは「EURO ULTIMATE デュアルフーディー(4900円)」という防寒着。カラーはブラック・ホワイト・リフレクトカモ・サンドベージュの4種類で、私が選んだのは「リフレクトカモ」。店頭でしか取り扱いのない特別カラーだそうだ。

購入者からの評価は星4.4と上々。リフレクトカモに限って言えばほぼ満点で、コメント欄には「自転車通勤の最強アイテム」「安全性が高く、あたたかく、高機能」「この価格で販売されていることにとても驚かされました」などと絶賛されていた。

特徴をざっくり紹介すると「フードと両袖が取り外し可能で3シーズン対応」「縫い目のないシームレス仕様で冷気の侵入を防ぐ」「ダウンのように保温性の高い中綿で快適な着心地」。そして……


リフレクトカモ以外は背中に「反射材」が付いているそうだ。



一方、反射材の付いていないリフレクトカモは……


全部反射するのだ。


どうやら生地表面に反射コーティングが施されているらしい。簡単に言うと、リフレクト(反射材)の光る素材でできていて、着用したら「歩く反射板」になれるってこと。

どう考えてもやり過ぎな気がするが「リフレクトカモ」という目立ちたいのか隠れたいのか分からない名前は少しだけ気に入った。調べたところ、リフレクトを使った防寒着は数年前に第1弾が発売されたそうなので意外と実用性はあるのだろう。



・実際に着てみた

というわけで、さっそく日が暮れてから散歩に出かけてみた。ジャケットを着るだけで夕暮れ時や夜間の交通事故などの危険を回避できたら嬉しいが、果たしてどれほど明るいのだろうか……

いや明るすぎるだろ。


まるでUFOから降りてきた地球外生命体である。マジで信じられないほどにライトアップされていた……たしかに身を守るためなら、眩しすぎるくらいでちょうどいいのかもしれない。数十メートル離れていても余裕で居場所がわかるレベルで光り輝いている。



・街灯がなくても余裕

ジャケットを脱いだ状態と比較すると違いがよく分かる。もし上下真っ黒の格好をしていたらヘッドライトで照らしてもギリギリまで人だと認識できないだろう。やはりリフレクトカモの安全性は究極か。とくに街灯の少ない田舎では大活躍の予感。

先にも述べたように、公式通販ではリフレクトカモだけ「在庫切れ」と表示されている。安全性MAXの防寒着が欲しい方は、最寄りの店舗をチェックしてみてくれよな!


参考リンク:ワークマン「EURO ULTIMATE デュアルフーディー」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.