あまり知られていないが、ワークマンの「980円リュック」がガチでいいらしい。2023年12月に発売された商品で、ワークマンらしいタフな見た目ではなく非常にシンプルで使いやすいのが特徴だという。気になる……!

ってことで、公式サイトから最寄りの店舗に「取り置き依頼」をして購入。さっそく持ち帰って色々チェックしてみたのだが、本当に色んな意味でワークマンらしさを感じないリュックだった。詳しく紹介しよう。

・ワークマンの980円リュック

商品名は「デイバッグ」。素材はポリエステル100%で、カラーはブラックとネイビーの2種類。私はブラックを購入した。名前もデザインもシンプルというか普通。ロゴもなし。ワークマンらしくない。

なんなら「無印のリュック」と言われても疑わないだろう。非常に軽い。それでいて容量は約25リットル。通勤・通学のみならず、1泊2日程度の旅行・出張くらいなら十分イケちゃうサイズ感である。



・荷物を入れてみると

シンプルなデザインでそこそこ荷物が入るから使いやすそう。13インチのノートパソコンもA4サイズのファイルもすっぽり入る。

ただクッション素材は入っていないので、パソコンは専用のケースに入れた方がいいかも。ケースに入れた状態でも問題なくポケットに入るだろう。いつもの出勤グッズが余裕で全部入った。うむ、ちょうどいい。

強いていえば、小物を収納するポケットがあったら文句なしだった。小物類はフロントポケットにテキトーに突っ込むスタイルとなる。んで、両サイドのポケットには水筒や折りたたみ傘が収納可能。けっこう深くて使いやすい


実際に背負ってみると……


本当にちょうどいい感じ。商品説明によると、ショルダーベルトはクッション入りだから肩が痛くなりにくいという。内側はメッシュ生地。つまりペラペラなやつではない。かといってフカフカでもない。よくある普通のベルトだ。

マチ幅(奥行き)が広いから荷物がたくさん入る一方で、少量の荷物だと歩く度に中身が揺れるのが少し気になる。とはいえ、980円にしてはよくやっている背負い心地。



・撥水・防水加工はしていない

見た目も安っぽくないし十分戦力になりそうだ。男女ともに使えると思う。ただ水をはじく加工はしていないので、雨に濡れたら中まで浸透してしまうだろう。そんなところもワークマンらしくない。

とはいっても、話題の980円リュックは本気で使えると思う。冒頭でもお伝えしたが、公式サイトから「店舗取り置き依頼」ができるので、気になった方は早めにチェックしておこう。完売前にぜひ!


参考リンク:ワークマン「デイバッグ」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.