いやぁ、2月って速攻で終わりますよね。今日は2023年2月27日ですけど、明日28日で2月は終了です。え、もう!? って感じですが、何かやり残したことは……う、うわーーーーー! 大切なことを忘れていたァァァァアアアア!!

昨年、東京メトロが一部を除く回数乗車券の発売終了を発表して利用者を驚かせたのは記憶に新しいが、その最終販売日が2023年2月28日なのである。そう、明日だ! 危ねェェェェェエエエエエ!! 必要な人はラストチャンスだから、忘れずに買っておいた方がいいぞ!

・回数券終了へ

お得な切符として重宝されてきた東京メトロの回数乗車券。明日2月28日の23時をもって発売終了となるのは以下の3種だ。


・普通回数乗車券
・時差回数乗車券
・土・休日割引回数乗車券

※障がい者割引回数乗車券、通学用割引回数乗車券(放送大学生用・通信制高等学校生用)は販売が継続される。ただし購入には各種証明書が必要。

終日利用可能な「普通回数乗車券」は、乗車したい区間の10倍の運賃を払うと回数券が11枚発券される。つまり10枚買ったら1枚無料で付いてくるのである。個人的にも大変お世話になった切符だ。

これが「時差回数乗車券」になると、平日は10時から16時までの利用に制限される代わりに12枚。「土・休日割引回数乗車券」は平日利用できない代わりに14枚と割引額が増していく。かなりお得なので、愛用していた人も多いのではないか。

販売終了は非常に残念だが、回数券の有効期限は発売日から3カ月。仮に本日購入したとして、5月26日まで利用することが可能だ。明日を最後に使えなくなるワケではないからどうか安心してほしい。

・代替サービス

そして回数券の終了に伴い、2023年3月1日から新たにスタートするのが「メトロポイントクラブ(メトポ)」の新サービス『ランク制度』である。

これは毎月の利用状況に応じてポイントが進呈されるというサービスで、貯まったポイントは10ポイント=10円単位でPASMOにチャージして利用できるとのことだが……

実はこの制度、調べてみるとどんなに乗っても最大10%還元なのだ。そう、「普通回数乗車券」を買うのとほぼ変わらないのである。それどころか、「時差回数乗車券」「土・休日割引回数乗車券」と比較すると大幅なマイナス。ハッキリ言って改悪でしかない。

なので回数券のヘビーユーザーは、明日までに必要な枚数を購入しておくことを強くオススメするぞ。ただし、払い戻しには220円の手数料がかかるので、有効期間内に使い切れる分だけ買うよう気を付けてくれ。

参考リンク:東京メトロ(PDF)、「回数券」
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.