カインズでずっと気になっている商品があった。インテリアになじむ “見せるほうき” こと「立つほうき」である。業界初の自立型ほうきらしく、スリムで置き場所に困らないのが特徴だという。世界三大デザイン賞の1つ「iFデザイン賞」を受賞した大人気商品だ。

気になる価格は1280円。ロングタイプは1480円とのこと。いつもは自転車で来ていたので「持って帰るのが面倒」と思い購入に至らなかったのだが、たまたま今日は車。大チャンスってことで話題の商品を買っちゃいました。さっそく詳しく紹介しよう!

・カインズの立つほうき

ほうきを壁に立てかけておくと、穂先が開いてしまったり一方に傾いてしまったりとクセがついてしまうもの。見た目だけでなく掃き心地も悪くなってしまう。かといって吊り下げておくとなると場所が限られる。その点「立つほうき」なら問題なし……!

どこに置いても絵になるレベルのカッコ良さ。スタイリッシュ過ぎてビビる。穂の部分が出し入れできる構造になっているから、使わない時は穂を収納しておけるのだ。スマートなうえに穂が痛まないという超画期的な仕組み。長く使えそうである。



そんでもって “穂の幅” は2段階で調整が可能。持ち手部分にあるリングを真ん中までスライドさせると「ブラシ」になり……


リングを下までスライドさせると「ほうき」になる。穂の幅が広がったのが分かるだろう。


・ベランダで使用

ちなみに私はベランダで使うことを想定して購入したのだが、どのように「ブラシ」と「ほうき」を使い分けているかというと……


掃除のしづらいサッシ溝など、細かい部分の掃除には「ブラシ」を使い……


全体的に掃きたい時には「ほうき」を使う。


・狭い範囲に使える

使ってみた感想は、リングを上下にスライドさせるのにコツがいるが、慣れてしまえば普通に使いやすい。欲を言えば、もう少しブラシが硬い方が掃きやすいかな〜。ま、それでもしっかり掃除はできるのでOK。

ただ、2段階とはいえ「ブラシ」も「ほうき」も一般的なほうきより穂幅が狭めなので、狭い範囲の掃除に向いている気がする。ベランダ掃除くらいならちょうどいいかも。とくに細かい場所のホコリは取りやすいと思う。

なお、高さは65センチから78センチ。先に述べたとおり、スリムで置き場所には困らないが、人によってはもう少し長い方が使いやすいと思うはず。なので、購入前にノーマルとロングのサイズ感を確認しておくのがおすすめだ。

というわけで、カインズの「立つほうき」は玄関先やベランダなどで活躍するだろう。スタイリッシュな見た目と使い心地で人気が高いのも納得。興味のある方はぜひチェックしてみてくれよな!


参考リンク:カインズ「立つほうき」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.