グミ界の絶対王者、果汁グミ。ムチムチの食感と、たっぷり詰まった果物の美味しさが大人気だ。

ある日果汁グミ公式ツイッターをチェックしていると、「これは……!」と思わされるようなアレンジレシピを見つけた。なんでも、果汁グミをヨーグルトにひと晩漬けることで、果実のように美味しくなるんだとか。

ゼリーやムースといったプルプル食感の食べ物が大好きな筆者。早速チャレンジしてみたぞ!

・公式が勧めるライフハック

こちらが当該のツイート。

ご存じの通り、グミはゼラチンの作用で固まっている。このレシピでは、ヨーグルトの水分をグミに吸わせることで ゼリーに変化させているのだろう。

「フレッシュな果物のように」「ジューシーで美味しい」とのコメント通り、見た目はプルプル。まるで子供の頃に集めたプラスチック製のおもちゃの宝石みたいだ。コレ、作りたいでござる~~~!!!!


・ひと晩漬け込んだ結果…

準備したのはコチラ。

・果汁グミ ぶどう味
・果汁グミ 温州みかん味
・ビヒダス プレーンヨーグルト


作っていこう。といっても、作業は一瞬だ。ビヒダスに果汁グミを全部入れて、


しっかり混ぜる。


冷蔵庫に入れて、ひと晩待つだけ!


16時間後……器に盛れば、完成だ!


まずは、ひとくち食べてみた。


うっめぇ!


果汁グミがたっぷりと水分を含み、チュルチュル食感になっている。ギリギリのところで形を保っているぐらいの柔らかさで、口でハムっとくわえるだけでチュルリンと崩れるのだ。

公式いわく「フレッシュな果物のよう」ということだったが、筆者的には“ジュレ”と表現したい。柔らか過ぎて歯がいらないよ~!

味もまろやかで旨みが増している気がするのは、ヨーグルトの水分である「ホエー」の効果かもしれない。きっと真水を染み込ませてもここまでは美味しくならないだろう。


漬ける前のグミと比べてみると、この通り。上から見ても、横から見てもひとまわり以上大きく膨らんでいた!


なお、漬け込み時間は12時間以上をオススメしたい。というのは、7時間ほど漬けた状態で試食してみたところ、内部まで浸透し切っていなかったためだ。

7時間漬け込んだ果汁グミ。見た目的に大きく膨らんでいるが、まだまだ真ん中に芯が残っていた。


・アレンジレシピも面白い!

最後に「ヨーグルト以外に漬けても美味しいのでは?」と思いついたため、アレンジレシピを試してみた。

用意したのは、白ワインと果汁グミ。


果汁グミを入れたグラスに白ワインを注いで、12時間後……


できた! 果汁グミの白ワイン漬けだ!


ひとくち食べた瞬間、アルコール感に衝撃を受けたが、

桃とマスカットの甘さとワインの香りがピッタリで、非常に美味しい大人のデザートが完成した。ヨーグルトと同様に食感がちゅるちゅるで美味しい!!


ビフォー・アフターはこんな感じ。

透明感がアップして見た目にも美しい。


なお、ヨーグルトとワインにも変化が起きていることは嬉しい誤算だった。

ヨーグルトはねっとりまったりとした食感で、まるでギリシャヨーグルトのように。白ワインは果汁入りのシロップのように。両者ともに美味しい変化が起きていたぞ!

──手軽に作れる果汁グミのジュレ、流行る予感がする。お酒の他にもサイダーやジュースなどを染み込ませて、自分だけのベストな組み合わせを探すのも面白いかもしれないな。

参考リンク:明治 果汁グミ
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.